“掘る楽しさ”に満ちた地下冒険サンドボックス『Core Keeper』再訪・爆速プレイレポ―多くの新コンテンツ追加でやりごたえアップ!【2024年始特集】 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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“掘る楽しさ”に満ちた地下冒険サンドボックス『Core Keeper』再訪・爆速プレイレポ―多くの新コンテンツ追加でやりごたえアップ!【2024年始特集】

かつて「爆速プレイレポ」で紹介したゲームの“今”をお伝えします!

連載・特集 プレイレポート
“掘る楽しさ”に満ちた地下冒険サンドボックス『Core Keeper』再訪・爆速プレイレポ―多くの新コンテンツ追加でやりごたえアップ!【2024年始特集】
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Steamにて「Steamウィンターセール2023」が2024年1月5日まで開催中です。今回のセールでは、2023年に発売された話題作『ストリートファイター6』『バルダーズ・ゲート3』なども対象になっており、気になるゲームを遊ぶチャンスです。

Game*Sparkでは新作ゲームのプレイレポートを定期掲載しており、これまでも「爆速プレイレポ」などのコーナーで、発売すぐのゲームの様子をお伝えしてきました。しかしレポート掲載後に早期アクセスから正式版リリースへと移行したり、幾度の大型アップデートを行い、紹介時とは大きく変わっている作品もたくさんあります。

以前紹介したあのゲームの“今”を伝えたいという企画「再訪・爆速プレイレポ」。今回は、2022年3月11日に爆速プレイレポを掲載したサンドボックスアドベンチャー『Core Keeper』の“今”をお伝えしていきます。

採掘が楽しすぎる『Core Keeper』

『Core Keeper』は、2022年3月8日にパブリッシャーFireshine Games、デベロッパーPugstormよりSteam早期アクセスでリリースされた作品。謎のレリックの力によって地下世界に閉じ込められた主人公が、さまざまな敵や困難に立ち向かいながら脱出を目指すサンドボックスアドベンチャーゲームです。

広大な地下でアイテムを集めながら拠点や装備を強化し、プレイヤーのいる中心から外に向かって世界を広げていくのが本作の大きな目的。地下には多くのバイオームがあり、有用な素材や古代遺産なども残されているだけでなく、凶悪なモンスターとの戦闘も用意されています。

また、メインとなるバイオームごとにボスとの戦いが待ち受けています。ボスを倒すことで新要素が解放されたり、新たなエリアへの道が拓けたりと、クラフトサバイバルだけでなくRPGのような要素も採用されています。序盤はある程度順序立てて、攻略への筋道を構築できるゲームデザインです。

リリース当初のスクリーンショット

建築要素も気軽に壁を掘れたり、地面に穴を掘って水を引いたりと、プレイヤーの想像通りの拠点を作るのが難しくありません。クラフトの気軽さや電気ツールによる採取の自動化などもあり、プレイを進めるごとに生活スタイルがどんどん変わっていくのも魅力的です。なにより採掘の音やリズムが気持ちいい!

2022年3月8日のSteam早期アクセスリリース段階でも探索や戦闘、拠点建築などの基本的な要素はほぼ実装されていました。キャラと世界のセーブデータが別なので気軽に世界を変えて遊べたり、マルチプレイで楽しむこともでき、リリース段階でかなり完成度が高い作品でした。


『Core Keeper』はどう進化した?

リリースからおよそ1年9ヶ月が経過した『Core Keeper』は現在も早期アクセス中ですが、これまで何度も大きなアップデートを実施してきました。同社は常にロードマップを公開しており、リリース時点でも大きなアップデートの計画を告知していました。ここでは、大規模なアップデートやイベントを通してゲームの進化を見ていきます。

◆2022年6月15日

初の大型アップデート「沈んだ海」生物群系

このアップデートでは、海を舞台にしたバイオーム「沈んだ海」が登場。鉱石やアイテム、敵モンスターも多数追加されています。また、このアップデートでは待望の「ポータル」が追加されました。必要な素材は多いですが、冒険や探索に非常にベンチな施設です。

なお、このアップデートにて『Core Keeper』の対応言語に日本語が追加されました。多くのバランス調整や改善なども行われた、初の大型アップデートにふさわしい内容です。

◆2022年9月26日

『テラリア』とのクロスオーバーコラボ実施

Re-Logicの人気サンドボックス『テラリア』とのクロスオーバーコラボレーションが実装されました。『Core Keeper』にはボスモンスター「キングスライム」が、『テラリア』にはペットとして「ケイヴリング」が追加されています。

『Core Keeper』はその後もいくつかのゲームとのコラボレーションを実施しています。2023年には『Owlboy』『Cook, Serve, Delicious! 3?!』『Stardew Valley』『Valheim』とのコラボレーションも実施しています。開発者へのインタビューによると、今後もさらなる企画を考えているようです。


◆2022年11月10日

大型アップデート「始まりの砂漠」

新バイオーム「始まりの砂漠」が追加。鉱石「ガラクサイト」の追加に伴い多数のアイテムが登場しています。さらに新しい移動アイテムとして「ゴーカート」が実装され、これまでとまた違う移動ができるようになりました。探索中に発見できる宝箱の追加、既存バイオームの強化や調整も行われています。

そのほか、多数のゲーム内要素の改善やバランス調整、不具合修正の実施だけでなく、低スペックPC向けの最適化も実施しています。

◆2023年2月8日

大型アップデート「クオリティ・オブ・ラブ」

『Core Keeper』はハロウィンやクリスマス、イースターなどのシーズンイベントも実装しています。2023年2月にはバレンタイン関連として「クオリティ・オブ・ラブ」アップデートが実施されました。このアップデートでは、イベント関連のコンテンツだけでなくビジュアル改善や楽器演奏、見た目の変更アイテムなどが実装されています。

個人的に大きな変更点として、上位の作業台から直接下位作業台のアイテムをクラフトできるようになったことがあります。世界が拡大すれば新たな生産施設が増えていくため、この変更によって作業スペースの節約に役立ちます。

◆2023年5月10日

大型アップデート「みみとしっぽ」

このアップデートでは、ゲーム内に「ペット」と「畜産」の要素が導入されました。ペットは卵を見つけて孵化させることで入手可能で、可愛いだけでなく戦闘でも頼りになる仲間として活躍してくれます。畜産ではミルクや羊毛などが新たなアイテムとして登場。羊毛はさまざまなクラフトで有用な素材です。

また、ゲーム内に「クリエイティブモード」が追加されたことで、自由な建築を楽しむことが可能になりました。ゲーム内の改善としては作業台に続いて鉄床も低ティアアイテムのクラフトが可能になっています。

◆2023年9月20日

公式Mod SDK公開

コミュニティによるMod開発が盛んな本作において、正式なModサポートとして公式ツールの配信が開始されました。Mod.ioにはさまざまなModが用意されています(導入および使用については自己責任でお願いします)。

◆2023年10月4日

大型アップデート「光輝の辺境」

新たなバイオーム「光輝の辺境」が実装され、さまざまなアイテムや敵が追加されています。新たな生産施設「アップグレード台」で装備品の強化が行えるようになり、お気に入りの武器をより長い期間使えるようになりました。既存バイオームを含め、50種類以上の装備品が追加された大型アップデートです。

畜産では繁殖要素が追加され、条件を満たすことでペットを増やせるように。また、『テラリア』コラボの「キングスライム」を倒すことで専用ペットが入手可能です。コラボレーションコンテンツのアップデートも珍しい気がします。

ここまで大型アップデートをメインに紹介してきました。2023年11月15日には、2024年夏に本作が正式版に移行することや、コンソール版の登場もアナウンスされています。公開された新しいロードマップによると、今後も定期的にアップデートが予定されています(12月アップデートは配信済み)。

『Core Keeper』の“今”

幾度にわたるアップデートによって『Core Keeper』は大きく変化しています。まずはシンプルに世界が広がり、アイテムの量が劇的に増加しました。当然探索でのアイテム集めも比重が大きくなりますが、アイテム所有数を増やす「カバン」も強化されていくほか、移動に便利なアイテムも多数登場しています。

新バイオームに登場する敵はどれも強力で、少しの油断であっさり殺されてしまうので注意が必要です。本作は基本的にじっくりと冒険範囲を広げていくのが基本的なスタイルなので、装備を更新して慎重に進んでいきましょう。もちろん、勇気がある人ならばボートで遠出して宝を探すというプレイも可能です。

多くのコンテンツが増えているものの、やはり『Core Keeper』の魅力は「採掘の楽しさ」にあると思います。どこまでも壁を掘り進んで鉱石を探したり、ときにモンスターだらけの小部屋に迷い込んだり、見たこともない場所を見つけたりと、掘れば掘るほど発見や出会いがある楽しさは変わっていません。

その上で、拠点づくりの楽しさが大幅にアップしているのは嬉しい部分。壁の破壊や地面の張替えも容易な作品なので、気が向くままにマップを改造可能です。「みみとしっぽ」で追加されたペットや畜産要素は見た目も楽しく、いかにして良い環境を作ろうかと考えてしまいます。

もっと便利なのがあるけどつい松明に頼ってしまう。

中心から外側の世界に向けて探索していくゲームデザインの本作は、その仕様からアップデートでやるべきことがわかりやすくなっています。それだけでなく既存の探索範囲にも定期的に更新が入るので、いつ遊んでも何かしらの発見があるのも大きな魅力です。


ここまで紹介してきた『Core Keeper』の“今”。ゲームを始めてすぐやみつきになる採掘の楽しさ、探索や戦闘、拠点づくりといったクラフトサバイバル要素はリリース当初からしっかりしていました。さらにアップデートで畜産や乗り物など、数多くのコンテンツが追加されてよりやりがいのあるものになっています。

そんな『Core Keeper』もついに正式リリース&コンソール版の予定が発表されました。これまでのアップデートで培ってきた豊富なコンテンツを、より多くの人が楽しめるようになるのは嬉しいことです。

『Core Keeper』は現在Steam早期アクセスで配信中。2024年1月5日まで開催中の「Steamウィンターセール」では40%オフの1,080円で購入可能です。じっくりと世界を拡げるサンドボックスサバイバルが好きな人なら絶対におすすめできる作品です!



《Mr.Katoh》

酒と雑学をこよなく愛するゲーマー Mr.Katoh

サイドクエストに手を染めて本編がなかなか進まない系。ゲーマー幼少時から親の蔵書の影響でオカルト・都市伝説系に強い興味を持つほか、大学で民俗学を学ぶ。ライター活動以前にはリカーショップ店長経験があり、酒にも詳しい。好きなゲームジャンルはサバイバル、経営シミュレーション、育成シミュレーション、野球ゲームなど。日々のニュース記事だけでなく、ゲームのレビューや趣味や経歴を活かした特集記事なども掲載中。

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