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DRPGで紡がれる“渋過ぎるウサギの冒険”!ディテールまでカッコいい『Rabbit Conquest』の世界【東京ゲームダンジョン4】

渋すぎるウサギの世界が展開されていました。

連載・特集 プレイレポート
DRPGで紡がれる“渋過ぎるウサギの冒険”!ディテールまでカッコいい『Rabbit Conquest』の世界【東京ゲームダンジョン4】
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インディーゲーム展示会「東京ゲームダンジョン4」が1月20日から21日にかけて開催されました。多くのインディーゲームが並び盛況を見せた本イベントの中で、今回はダンジョンRPG『Rabbit Conquest(ラビットコンクエスト)』の試遊レポートをお届けしていきます!


『Rabbit Conquest』は硬派なウサギたち、そして迷宮鑑定士という職業がメインとなったダンジョンRPG。今回遊べたのは序盤のみですが、限られた範囲であっても“圧倒的な個性”を秘めた世界観を体感できました。パッと見の雰囲気で心を掴まれた方の期待にも、きっと応えてくれるでしょう。

『ウィザードリィ』と「ウォーターシップ・ダウンのうさぎたち」に影響を受けたという『Rabbit Conquest』では、ウサギ族たちによるダークファンタジーが描かれます。キャラメイクでは「アナ・ウサギ」「ドワーフ・ウサギ」「エルフ・ウサギ」「ジャイアント・ウサギ」の4種類から選択可能。今回の試遊中、筆者はたまたまシークレットである5つ目の種族を出現させてしまいました。こういった隠し要素が用意されているのは嬉しいところですね。

スキル選択を見てみると、弓使いには「弓取り」「海道一」「山立御免」と和風の技名が並びます。これに関しては海外作品で見るような「なんちゃって日本」ではなく、しっかりとした「日本の文化を作中に反映したい」という意図があるそう。他のジョブでも一癖も二癖もあるようなスキル名が現れ、インディー開発者としてのユニークなセンスを感じさせてくれました。

ゲーム『Rabbit Conquest』以前にも本編にまつわる漫画を制作されていたようで、こちらも圧巻の画力。世界観に基づいた『Rabbit Conquest』の世界が展開されていました。

そしてゲーム自体は、まさしく『ウィザードリィ』系作品からの影響を感じられるシステムでした。魔法などは“スクロールから魔道書に写さないと使用できない”という仕様で、魔法使用時も名前ではなく台詞が表示されたりと、今のゲーマーには慣れない仕様が“癖”として良い味を出しています。

戦闘時のビジュアルでは奥行きのある3D空間にイラストが踊り、臨場感に溢れます。マップ移動はダンジョンRPGならではの「前後左右」ではなく、3D空間を歩くスタイルとなっていました。

『Rabbit Conquest』は、「ダンジョンRPG」と「独特な世界観」が巧みに結びつけられた作品でした。公式サイト開発者Xなどでチェックできる本作ならではのセンスに魅力を感じた方は、ぜひチェックしてみてはどうしょうか!


『Rabbit Conquest』は2024年春にiOS/Android向けにリリース予定です。


《高村 響》

ゲームライター(難易度カジュアル) 高村 響

最近、ゲームをしながら「なんか近頃ゲームしてないな」と思うようになってきた。文学研究で博士課程まで進んだものの諸事情(ゲームのしすぎなど)でドロップアウト。中島らもとか安部公房を調べていた。近頃は「かしこそうな記事書かせてください!」と知性ない発言をよくしている。しかしアホであることは賢いことの次に良い状態かもしれない……。

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