Unity Japan、大前広樹氏が社長を退任し、再びゲーム開発へ―新社長には産業営業本部長 松本靖麿氏 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

ハードコアゲーマーのためのWebメディア

Unity Japan、大前広樹氏が社長を退任し、再びゲーム開発へ―新社長には産業営業本部長 松本靖麿氏

日本におけるUnity普及の立役者である大前氏は「ゲーム屋(予定)」に戻るようです。

ニュース ゲーム業界
Unity Japan、大前広樹氏が社長を退任し、再びゲーム開発へ―新社長には産業営業本部長 松本靖麿氏
  • Unity Japan、大前広樹氏が社長を退任し、再びゲーム開発へ―新社長には産業営業本部長 松本靖麿氏
  • Unity Japan、大前広樹氏が社長を退任し、再びゲーム開発へ―新社長には産業営業本部長 松本靖麿氏

ユニティ・テクノロジーズ・ジャパン(Unity Japan)は、2024年2月5日付で同社代表取締役社長の交代を発表しました。2023年2月より代表取締役を務めた大前広樹氏に代わり、執行役員 産業営業本部長の松本靖麿氏が新たに就任します。また、松本氏は日本の産業営業本部長の役職を兼務し、韓国における同役職も兼務するとのことです。

前代表取締役の大前氏は、フロム・ソフトウェアなどでプログラマーとしてゲーム開発に取り組んだ後、2010年より日本市場でのUnityの普及活動に従事。2011年9月にUnityの日本法人であるユニティ・テクノロジーズ・ジャパンの立ち上げに参画し、2023年2月には同社代表取締役に就任しました。退任後は同社の顧問に就任すると発表されています。

大前広樹氏

大前氏は自身のXで、「いつかゲーム作りに戻りたいという気持ちを汲んでくれたUnityさんには、自分のわがままを聞いていただき感謝しています。」とコメント。プロフィール文を「ゲーム屋(予定)」とし、再びゲーム開発に携わっていく意向を示しています。

新社長の松本氏は、KDDIを経て、日本ヒューレット・パッカード、SAPジャパンにて自動車会社に関連するビジネスにも携わってきた人物です。2015年にオートデスクに入社後は、日本・韓国の自動車会社の営業統括マネージャーや、大手ゲーム会社を含む日本の主要顧客の営業統括などを歴任し、2021年11月にユニティ・テクノロジーズ・ジャパンに入社。2023年1月より執行役員 産業営業本部長を務めてきました。

松本靖麿氏

近年、Unityを含むゲームエンジンが自動車をはじめとする産業分野でも活用される事例が増えており、産業分野への知見を持つ松本氏のリーダーシップのもと、さらなる事業拡大が期待されます。

ユニティ・テクノロジーズ・ジャパン 松本靖麿氏 コメント

ユニティが日本に設立されて以来、豊田氏、堀田氏および大前氏の強力なリーダシップとコミュニティの支援により大きく成長してきました。ユニティのバックボーンであるゲーム開発者やコミュニティの皆様の声を傾聴し、開発から運用までのライフサイクルを支え、共に成長していきたいと考えております。

産業分野でのユニティは、デジタルトランスフォーメーションを支えるデジタルツインの分野でめざましく成長しており、お客様に効率よく効果的に利用頂くため、今後も様々なサービスを提供してまいります。

これからも、ユニティをご利用の皆様の更なる発展を、微力ではありますが、全身全霊でサポートしてまいります。

《GameBusiness.jp》
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

ニュース アクセスランキング

  1. 【PC版無料配布開始】鋼鉄拳ウサギのメトロイドヴァニア『フィスト 紅蓮城の闇』本編&『Olympics Go! Paris 2024』インゲームアイテム―夏のセール中のEpic Gamesストアにて

    【PC版無料配布開始】鋼鉄拳ウサギのメトロイドヴァニア『フィスト 紅蓮城の闇』本編&『Olympics Go! Paris 2024』インゲームアイテム―夏のセール中のEpic Gamesストアにて

  2. Humble Gamesの事業再編を受けて農場SLG『Coral Island』開発元がコンソール対応についてアナウンス―アップデートやスイッチ版リリースが不透明な状態に

    Humble Gamesの事業再編を受けて農場SLG『Coral Island』開発元がコンソール対応についてアナウンス―アップデートやスイッチ版リリースが不透明な状態に

  3. 『桃鉄』最新作が安い!『マリオ』『ポケモン』などもお手頃価格─『バルダーズ・ゲート3』2,728円など、ゲオ店舗のセールを現地調査

    『桃鉄』最新作が安い!『マリオ』『ポケモン』などもお手頃価格─『バルダーズ・ゲート3』2,728円など、ゲオ店舗のセールを現地調査

  4. もう「Prologue」は時代遅れ?Steam、ユーザーも開発者もみんなニッコリの無料体験版の仕様変更実施へ―体験版専用ストアページやユーザーレビューに対応

  5. Netflix映画版『バイオショック』製作は予算や規模の縮小ありつつも進行中―プロデューサーのロイ・リー氏が言及

  6. 『アーマード・コア6』発売から1年経たずに世界累計出荷本数300万本を突破!フロム作品の好調セールスが続く

  7. 2016年に発表され、その後開発中止や再始動など紆余曲折があった『Year of the Ladybug』現行プロジェクト版の1stティザー映像公開!2024年秋に何かが起こる?

  8. 『モンハンワイルズ』現状ではスイッチ版はない―『モンハン』世界を最大限描くことを目指すため

  9. 韓国ゲーム企業では歴代最高額を調達!『Stellar Blade』『メガニケ』のSHIFT UPが韓国株式市場に上場―収益はポートフォリオの多様化へ利用予定

  10. 『CoD:MW3』AI生成のスキンアイテム販売―AI台頭によるアーティスト解雇への懸念も

アクセスランキングをもっと見る

page top