スクウェア・エニックスは、新作『聖剣伝説 VISIONS of MANA』の主要キャラクターなどの新情報を発表しました。
全世界出荷/ダウンロード数は900万本を記録するシリーズの最新作
本シリーズの第一作目『聖剣伝説 ~ファイナルファンタジー外伝~』は、1991年6月に『ファイナルファンタジー』シリーズの外伝作品として誕生しました。以降、“マナ”と“聖剣”を巡って描かれる愛をテーマとした、個性的なキャラクターや心に響く楽曲、武器の特性を活かして戦うアクションRPGとして独自の世界観を確立しています。これまでに発売した作品は17作となり、パッケージゲームの全世界出荷/ダウンロード数は900万本に達しています。
新キャラや精霊器の新情報も
今回の発表では新たにキャラクターの情報が公開され、精霊の力を宿した不思議な道具"精霊器"や冒険を手助けしてくれる仲間の情報も発表されています。
ヴァル
「大切な仲間を助けるのは、当たり前のことさ」
火の村ティアナ出身。本作の主人公で、御子を守る役割を持つ魂の守り人。 好奇心旺盛でお人好しな性格。 火の御子が選ばれたことをきっかけに、世界各地を旅することになる。 村の代表として魂の守り人に任命されたことを誇りに思っている。
ヒナ
「マナの樹までお願いね、守り人さま!」
火の村ティアナ出身。ヴァルの幼馴染で、火の御子に選ばれる。 魂の守り人であるヴァルとともに旅ができることを、心から嬉しく思っている。
カリナ
「ウチの夢は、世界中をこの目で見ることなんよ」
風の谷ロングレン出身。 事故が原因で翼を片方失ってしまう。 村の外の世界に強い興味を持っており、御子として各地を旅することに憧れていた。 聖獣の子供 ラムコとは友達でもあり、姉妹のようでもある
ラムコ
聖獣の子供。 事故で負傷したカリナを助けて以来、 ロングレンに住み着いている。
モートレア
「未来を刻むとはどういうことなのか、私にその資格があるのか」
月の街エテラナ出身。 幼い頃故郷で起こったとある事件により 心に深い傷を負っている。 ヴァルたちとの出会いをきっかけに 己の過去と向き合うことになる
精霊器は、探索やバトルで精霊の力を借りることができる道具で、今回の発表では風の精霊器と月の精霊器について解説がされています。
探索においては、風の精霊器は吊り橋が落ちた谷を渡るため上昇気流に乗って大ジャンプしたり、一見行き止まりに見える道に岩を浮かせて足場を作ったりなどの使い方ができます。月の精霊器は川を流れる流氷の速度を遅くして安全に渡れるようにしたり、周囲の時間を過去と現在に切り替えたりして道を開くことができ、広大な世界の探検の役に立ちそうです。
戦闘では、精霊器を装備することで精霊の力をその身に宿し、キャラクターの「クラス」を変化させることが可能。 同じ精霊器でもキャラクターによって「クラス」の個性は少しずつ異なり、様々な組み合わせを試せそうです。
風の精霊器であれば敵に投げつけ風の力を解き放つことで触れた敵を一定時間拘束したり、その風の拘束は攻撃を当てることで弾け飛び、風の刃を周囲にまき散らす効果があったりと複数の力を発揮する模様です。月の精霊器は月の力を集めた領域を発生させて領域に触れた敵の動きをスローにしたり、自身や仲間が領域に触れると魔法詠唱等の時間が短縮するなどの効果がありどちらも戦いを有利に進めるのに有効です。
これらに加えて陸上の移動を手助けしてくれる仲間「ピックル」も登場。フィールドを素早く移動したり移動しながら敵を蹴散らすこともできるようです。眠っている姿も公開されかわいらしくも心強い味方となりそうです。
『聖剣伝説 VISIONS of MANA』は、PC(Steam/Microsoft Store)/PS4/PS5/Xbox Series X|S向けに2024年夏発売予定です。
※画面は開発中のものです。