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Game*Sparkレビュー:『FINAL FANTASY VII REBIRTH』のゲーム性は、往年の原作ファンも楽しめるのか? 一変した「探索」と「バトル」で味わう新たな興奮

『FF7 リバース』が持つゲーム性の新要素や特徴を、原経験者の視点からチェックしてみました。感じ方はユーザーそれぞれで異なると思いますが、一例として参考にどうぞ。

連載・特集 Game*Sparkレビュー
Game*Sparkレビュー:『FINAL FANTASY VII REBIRTH』のゲーム性は、往年の原作ファンも楽しめるのか? 一変した「探索」と「バトル」で味わう新たな興奮
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Game*Sparkでは、全7本の『FINAL FANTASY VII REBIRTH』レビューを掲載します。
いずれの記事もネタバレを含むため、閲覧の際には留意してください。


それまでのドット表現から大きく転換し、3Dによる描写と演出で刺激的なプレイ体験を提供した『FINAL FANTASY VII』(以下、FF7)。この名作をベースに、3部作構成でリメイクするシリーズの2作目『FINAL FANTASY VII REBIRTH』(以下、『FF7 リバース』)が、2月29日に待望の発売日を迎えました。

初代PlayStationの人気を決定づけたとも言われる『FF7』は、名作と賞賛する声も多く、それを現在に蘇られるリメイクシリーズにも高い関心が寄せられています。しかし一方で、当時のプレイ体験とは全く違う作品になってしまうのでは、といった不安を抱く人も少なくないでしょう。

そこで本記事では、当時『FF7』を楽しみ、関連作なども遊んだファンというユーザー層に向け、『FF7 リバース』で味わえる体験や手応えなどに主眼を据えたレビューをお届けします。今回は、特に気になる「フィールド探索」「バトル」に焦点を当ててみました。

カームを出た後の「グラスランドエリア」だけで溶けていくプレイ時間

元々1本のゲームだった内容を3部作にしている時点で、その内容や密度は大きく変化しています。ミッドガル脱出までを描いた1作目『FINAL FANTASY VII REMAKE』(以下、FF7 リメイク)の時点で、急がずにクリアを目指すと30~40時間程度はかかります。原作の『FF7』なら、終盤に入っていてもおかしくないプレイ時間です。

3部作のそれぞれを1本のゲームとして成り立たせるため、ボリュームが増えるのは自然な流れです。前作の『FF7 リメイク』では、クラウドなど主要キャラクター陣の掘り下げや、より細かい世界観の描写、原作にはなかった新要素などで、プレイボリュームを増していました。

この点について『FF7 リバース』の感触は、前作以上と断言できます。本作ではミッドガル脱出後から始まり、いよいよ本格的に広大な世界を冒険する形になりますが、まさしく「広大」という表現に偽りがありません。

例えば、『FF7』ではカームを出た後、チョコボファームなども眺めつつ、多くの人はミドガルズオルムをかわしてからミスリルマインに辿り着いたことでしょう。『FF7 リバース』でもこの流れ自体は踏襲されていますが、筆者のプレイを例とすると、カーム出発からミスリルマイン到着まで7~8時間ほどかかりました。

この7~8時間は、強敵に足止めされていたり、RPGにありがちな“お使い要素”の強いサブクエストであちこち走りまわされた、というわけではありません。各要素の詳細は省きますが、フィールドの探索やモンスター討伐、シミュレーターのバトルなどをごく自然と楽しんでいた結果、「もうこんなに時間が経ってたの!?」と自分自身に驚く結果となりました。


寄り道とメインストーリーの配分に『FF7 リバース』の自由さを見る
《臥待 弦(ふしまち ゆずる)》

楽する為に努力する雑食系ライター 臥待 弦(ふしまち ゆずる)

世間のブームとズレた時間差でファミコンにハマり、主だった家庭用ゲーム機を遊び続けてきたフリーライター。ゲームブックやTRPGなどの沼にもどっぷり浸かった。ゲームのシナリオや漫画原作などの文字書き仕事を経て、今はゲーム記事の執筆に邁進中。「隠れた名作を、隠れていない名作に」が、ゲームライターとしての目標。隙あらば、あまり知られていない作品にスポットを当てたがる。仕事は幅広く募集中。

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