ソニー・インタラクティブエンタテインメントが発売する『HELLDIVERS 2』では8月6日に配信されたアップデート「自由の激烈」がコミュニティで不評なことを受け、開発元のArrowhead Game Studiosが見直しを発表しました。
不評集めた火炎放射器周りを見直し
「自由の激烈」では、新たな最高難易度や沼地惑星のバイオーム、新たな敵タイプやミッションなど新規コンテンツが追加された中で、さまざまな調整も行われました。
コミュニティから不評を買ったのは、人気武器である火炎放射器の弱体化。鎧や静的オブジェクトを炎が貫通しなくなったことで、重装甲で覆われた強敵・チャージャーへの対抗武器として人気だった火炎放射器の強みがひとつ潰れてしまったのです。

ユーザーの怒りを受け、本作のディレクターであるマイケル・エリクソン氏はSteamやRedditで声明を発表。バランス調整のアプローチに根本的な間違いがあったことを認め、“バランス”のためだけの調整ではなく、楽しいものであるべきという考えのもと今後も検討を続けていくとしました。
前の状態にすぐ戻すことはできないものの、今後60日間の目標として火炎放射器のダメージの仕組みをアップデートし、チャージャーもリワークすることを明言しました。また、戦闘をより魅力的にするためのプライマリ武器のデザインアプローチ再考や、プレイに影響のあるバグやパフォーマンスを優先して改善するといったことも計画しています。

全盛期よりは落ち着いたとはいえ、未だに毎日数万人の同時接続プレイヤーを集めるほど人気の高い本作。コミュニティからの信頼を回復できるかに注目が集まります。









