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『デビル メイ クライ5』公式BGMをSpotifyで再生したらカバー曲にすり替わり!?奇妙な状況が話題を呼ぶ

海外ミームにもなった「Bury the Light」、当初Spotifyに公開されていたバージョンが突如削除。そして今では何故か誰かのカバー版に置き換えられていることが話題に。

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『デビル メイ クライ5』公式BGMをSpotifyで再生したらカバー曲にすり替わり!?奇妙な状況が話題を呼ぶ
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カプコンのアクションゲーム『デビル メイ クライ5(以下、DMC5)』のボーカル付きBGM「Bury the Light」について、楽曲配信サービスSpotifyで公式に配信されているバージョンを再生しようとすると、“誰かのカバー版が再生されてしまう”現象がX(旧:Twitter)上で話題となっています。

突然の削除も背景に?公式リンクから再生される誰かのカバー曲

「Bury the Light」とは、Casey Edwards氏が作曲した『DMC5』の『Special Edition』またはDLCを導入するとプレイできる「バージル」の戦闘です。海外でミームになるほどの人気曲ですが、Xユーザーのch4rles |-/(@ch4rlesiv115)氏が「公式版のBury the Lightはどこかの誰かのカバー版に置き換えられたのか???」と、Spotifyで本来とは違う音源が流れている様子を録画した動画を添えて投稿しました。

本件に関して筆者が確認したところ、執筆時点でカプコン公式サイトのSpotifyリンクから同楽曲を再生しようとすると、「Edwards Archive」なる名がクレジットされたバージョンが代わりに再生される状況となっています。

Spotifyによると、「Edwards Archive」の「Bury the Light」(以下、カバー版)は2001年9月18日に出版されており、Casey Edwards氏による原曲が出版された2020年9月21日を遥か前です。また、同氏はユーザーの質問に答える形でカバー版が自身が投稿したものでは無い旨を明かしているほか、Spotify表示上でカバー版の再生数は1億を超えており、原曲が2024年4月に1億回再生を達成したことを考慮すると、何らかの事情により原曲がカバー版と置き換えられてしまった可能性が考えられます。

なお、現状に繋がった原因と関連がありそうな事例として、過去にCasey Edwards氏は「Bury the Light」に加え、同じく『DMC5』楽曲「Devil Trigger」の元々アップロードされていたバージョンがSpotifyから削除されている件を報告しており(サントラ収録版などは執筆時点でも存在)、「この決定をしたのはカプコンの音楽レーベルであり、唯一得た理由は“法務部がそうしろ”と言ったから」とコメント。オリジナルの楽曲が公式に削除されたことで、別人がアップロードした楽曲がSpotifyの音楽メタデータに影響してしまったのかもしれません。

Game*Spark編集部ではカプコンに対し、“当初Spotifyで配信されていたバージョンの「Bury the Light」と「Devil Trigger」が削除されていること”、そして“Spotifyで公式の「Bury the Light」を再生しようとすると「Edwards Archive」なる名義のものが再生されること”の2件についての把握の有無に加え、“仮に前述の2楽曲の削除が公式の判断によるものだった場合、その理由は何か”について問い合わせています。



ライター:ケシノ,編集:H.Laameche

ライター/ゆる~いゲーマーです。 ケシノ

主に午前のニュース記事を担当しているライター。国内外、様々なジャンルのゲームを分け隔てなくカバーしています。アメリカに留学経験があり、2022年1月よりGame*Sparkにてライター業を開始。一番思い出に残っているゲームは『キョロちゃんランド(GB版)』。

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