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「Mod制作者はもっと良い待遇を受けるべき」『POSTAL』開発元がModに対するスタンスを明らかに

「Mod制作者がゲーム業界の核心の大部分を占めているのに大企業(今では小さな企業でさえ)は彼らを妨げ、軽視していることは認めざるを得ない」

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「Mod制作者はもっと良い待遇を受けるべき」『POSTAL』開発元がModに対するスタンスを明らかに
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先日、PS5向けアクションホラー『Code Violet』の開発元TeamKill Mediaが「ポルノ系Modに100%反対」としてPC版をリリースしない方針を明らかにし話題となりましたが、バイオレンスシューター『POSTAL』シリーズで知られるRunning With ScissorsはTeamKill Mediaの投稿を引用してModに対するスタンスを明らかにしました


「Mod制作はもっと良い待遇を受けるべき」

Running With Scissorsは「そのゲームの元々のビジョンを尊重し、開発者を守ることは重要です」とTeamKill Mediaに一定の理解を示しつつ、これまでMod制作者が与えた影響をいくつか挙げながら彼らがもっと良い待遇を受けるべきだと主張しています。

「ゲームに最もリプレイ性を与えているは? Mod制作者です」

「最高にクリエイティブなアイデアを持っているは? Mod制作者です」

「古いゲームを現代のハードウェアで動作させ続けるために最も努力してきたのは? Mod制作者です」

「ゲーム開発者の給料を支え、貢献しているのは? Mod制作者です」

「プレイヤーが求めるカスタマイズされた体験を提供するため無償で働くのは? Mod制作者です」

「私たちが期待に答えられなかった時でも『POSTAL』を存続させてくれたコミュニティのMod制作者に永遠に感謝します」

また、「個人的には彼らのすること全てに賛成はできない」と前置きしながら、「Mod制作者がゲーム業界の核心の大部分を占めているのに大企業(今では小さな企業でさえ)は彼らを妨げ、軽視していることは認めざるを得ない」と語っています。

Modを好む人もいれば嫌う人もいる。優れたModを作る人もいれば問題あるModを作る人もいる。Modの是非は大きく意見が分かれるものの、これまでにMod制作者がゲーム会社を立ち上げたり、Modが製品化されたり、Modが新たなジャンルを開拓したりと、Running With Scissorsが言うように業界に大きな影響を与えたことは間違いないのではないでしょうか。

ライター:RIKUSYO,編集:Akira Horie》

ライター/雑多人間 RIKUSYO

某洋ゲーショップの商品データ作るバイトしてたら、いつの間にか海外ゲーム紹介するようになってた。

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Akira Horie

編集/『ウィザードリィ外伝 五つの試練』Steam/Nintendo Switch好評発売中! Akira Horie

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