インディーゲーム展示会「東京ゲームダンジョン8」にやってきました!これまで東京ゲームショウやBitSummit、ゲームパビリオンなど数々のイベントを取材してきましたが、東京ゲームダンジョンには今回が初参加です。初めてのイベントってわくわくしますよね!

……と、この文章を書いている今は、開場4時間前の朝8時。なぜこんな早くに大阪から東京に着いちゃったのかというと、朝に東京で個人的な用事があったため、前日の夜から夜行バスでやって来たのです。その用事も30分ほどで終わったため、ぽっかり空いた時間を使い、この文章を書いているわけです。開場まだかな~……。
◆ラブレターから謝罪文まで!あらゆる手紙を代筆する『代筆屋ワールドワード』
最初に紹介するのは、「マテンロウ計画」のうた氏が手掛け、わくわくゲームズから発売される『代筆屋ワールドワード』!本作は、代筆屋の店員になって、ラブレターから果し状、謝罪文から契約書まで、あらゆる文章の代筆をするハチャメチャ代筆アドベンチャーだ。

代筆屋とは、依頼人に代わって、愛の告白から失敗の謝罪まで、「いい感じの言葉」を探して書いてあげる存在なのだ。昨今の人手不足により、主人公は新人なのにいきなりぶっつけ本番で代筆に挑むぞ。

僕は字がとても汚いので、昔から代筆屋(母と姉)をよく使っていた。

ちなみに、イラストの手書きの文字がそこまで汚く見えないのは、最大限まで拡大して書いているからだ。

最初の依頼主は、実の兄に禁断の恋心を抱いている少女ジニー。代筆の内容はもちろんラブレターだ。依頼主からしっかり聞き込みをしたら代筆開始だ!といっても、基本的な部分は自動で執筆してくれるぞ。

“親愛なるお兄さまへ”から始まり、幼いころから兄を尊敬し、その優しさにどれだけ救われてきたかを綴っていく。ここまでは、いわば前フリだ。そしていよいよお兄様への熱い気持ちを代筆する。
「お兄さま、あなたはジニーにとって……」この続きの文章をプレイヤーが決めるのだ。そう、ルーレットで!

「えーと」「ぶっちゃけ」「おそらく」などの言葉が目まぐるしく流れる中、プレイヤーはタイミングを見て目押しし、文章を仕上げていくのだ。

前半の文章はいい感じだったのに、目押しを失敗して台無しになってしまったな。

そして肝心なシメ部分のルーレットでも「代筆屋さんを恨んで……今のナシで」と、脈絡のないトンチンカンな文章を作ってしまった。

結果は……うん、ごめん。
今回は失敗しちゃったけど、ちゃんとしたラブレターっぽい文章を作れていたら、兄と妹の禁断の愛が始まっていたのだろう。そんな物語に終止符を打ったのは僕なんだけどね。

この他にも、7股がバレて大炎上中の動画配信者や

巨人族の少女など、様々な依頼人が登場する。
製品版では、現在フリーで公開されている分を第1話とし、全5話の物語がプレイできるぞ。また、5月中に2話までの物語が収録された体験版も配信を予定しているので、絵日記を読んで気になった方はそちらも是非プレイしてみてほしい。
『代筆屋ワールドワード』はPC(Steam)/ニンテンドースイッチ向けに2025年に発売予定!
今回の東京ゲームダンジョン8絵日記では、全4回で4タイトルを紹介していく予定です。次回のタイトルもお楽しみに!
※コメントを投稿する際は「利用規約」を必ずご確認ください