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「チヤホヤされるために作っていると思っていたのか」―『スターデューバレー』制作者、続編やアプデについて持論語る

『スターデューバレー』の制作者が海外YouTubeチャンネルに出演し、ゲーム制作の持論を語りました。

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「チヤホヤされるために作っていると思っていたのか」―『スターデューバレー』制作者、続編やアプデについて持論語る
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人気農場ゲーム『スターデューバレー』の制作者・Eric Barone氏が出演したYouTube動画が公開され、その中で同氏の持論や本作に関する話題が多数取り扱われています。

「新しいゲームをいちから作るよりも、追加する方がずっと簡単」と語る。今後もアップデートを続けていく予定とも

『スターデューバレー』の制作者であるConcernedApeことEric Barone氏が出演したのは、人気ストリーマーであるBobby Lee氏が配信している、YouTube「Tiger Belly」チャンネルで2025年5月6日に公開された動画です。

本動画では『スターデューバレー』の大ファンだというBobby Lee氏がEric Barone氏を招き、さまざまなトピックについて議論を交わしました。

動画の42分ごろに、Bobby Lee氏は「アップデートをやめて、『スターデューバレー2』を作らないのはなぜですか?」とEric Barone氏に質問を投げかけました。同氏はこの質問に対して、「新しいゲームをいちから作るよりも、追加する方がずっと簡単だ」と答えています。

さらに、「ゲームの基礎部分を作るのは面白くない作業だが、さまざまなアイデアをアップデートとして盛り込むのは楽しい」とアップデートに関しての持論も語りました。それでいて、「最終的には『スターデューバレー2』を作るかもしれない」と続編制作の可能性を完全には否定していません。

また、「大規模なアップデートでお金を取る気はないのか?」という質問に対しては、Eric Barone氏は「正直なところ、私はお金のことをほとんど気にしていない」と答えています。

動画の47分頃には、『スターデューバレー』のインスパイア元である『牧場物語』シリーズの生みの親・和田康宏氏と会ったエピソードも語られています。和田康宏氏も『スターデューバレー』の評判は知っていたようで、Eric Barone氏とはお互いのゲームを称え合ったそうです。

また動画の1時間10分頃には、世に溢れる多数の「農場ゲーム」について、「私が農場ゲームの始祖を作ったとは思っていない」など語る場面も見られました。

Eric Barone氏は「私は自分の作りたいゲームを作っただけで、流行などはまったく追っていなかった。これが人々にインスピレーションを与えたなら光栄だ」としつつも、「『スターデューバレー』は一見シンプルな2Dゲームなので、模倣しやすいように見えるのかもしれない。でも内部のシステムとメカニズムは複雑に絡み合っている。そのあたりが本作と模倣ゲームの差なのではないか」と持論を展開しました。

『スターデューバレー』制作者のスタンスが垣間見える今回のインタビュー動画。約1時間半と長い動画ですが、同ゲームに興味のある方は確認してみてはいかがでしょうか。


『スターデューバレー』は、PC(Steam, GOG)/海外PS4/Xbox Series X|S・Xbox One/ニンテンドースイッチ/iOS/Androidの各プラットフォームで発売中です。

ライター:ずんこ。,編集:八羽汰わちは

ライター/石の中にいたいブロガー ずんこ。

ダンジョンの間に挟まれたい系男子。某掲示板でRPGツクールに目覚めその進捗目的でブログを書き始めるも、いつの間にかDRPGが中心の内容に変わっていた。 DRPGと麻雀・ポーカーゲームと元ネタとの差別化が光るフォロワー系ゲームをこよなく愛する。サービス終了したアーケードゲーム『ポーカースタジアム』の公式大会優勝という凄いんだか凄くないんだかわからない肩書きも持つ。

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編集/多趣味オタク 八羽汰わちは

はちわたわちは(回文)Game*Spark編集部員、デスク担当。特技はヒトカラ12時間。

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