
追加DLが必要なニンテンドースイッチ2の新たなパッケージ版「キーカード」の登場で今後のパッケージ版の扱いがどうなっていくのか気になるところですが、Nintendo of Americaの社長であるダグ・バウザー氏が海外メディア・IGNの取材で、当面の間まだ重要なものであり続けると話しました。
物理版は当面まだ重要なビジネス
取材に答えたバウザー氏によれば、当面の間物理版は依然として重要なビジネスの一部でありつづけるとのこと。小売店との関係を大切にしており、小売店が消費者に販売できる商品を用意したいと考えているといいます。
キーカードの意図については、サードパーティのパブリッシャーがより大きなゲームをスイッチ2に提供することであるとのこと。可能な限り幅広く深いタイトルラインナップを用意することを狙っており、キーカードはそれを達成する方法のひとつであるといいます。
現在のところ「キーカード」方式のパッケージを提供しているのはサードパーティで、『サイバーパンク2077』を除くほとんどのタイトルで採用されています。スイッチ2のパッケージ版においては、これが主流となっていきそうです。
ただし、オフラインで完全にプレイできることを重視するゲーム保存派・物理派からは反発も起きており、レトロリマスターの名手・Nightdive StudiosのCEOであるステファン・キック氏は「少し落胆しています。あれほど大きく歴史のある会社なら、もう少し真剣に保存に取り組んで欲しい」と話していました。
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