※UPDATE(2025/5/19 15:50):公式から、現象は「システムメンテナンスのためである」とアナウンスが行われました。そのため、見出しを大幅に改稿いたしました。当初の記事内容については下記に残しております。

2025年5月19日12時現在、大手インターネット通販「駿河屋」の成人向けPCゲームならびに成人向けの同人(ゲーム・同人誌ともに)がアクセス規制状態となっています。
成人向けコンテンツの規制の波が駿河屋まで及んだか
「駿河屋」と言えば中古ゲームソフトや、いつでも売っているさまざまなジャンルの福袋で有名です。経営の一環として成人向けゲームソフトや成人向け同人誌、そして成人向けの同人ゲームも取り扱っていました。

Internet Archiveでは、少なくとも2025年3月6日までは「駿河屋」のサイト内に成人向けゲームを取り扱うページがあったことが確認できます。
ネット上の成人向けコンテンツを巡る流れとしては、2022年にDMMがMasterCardの取り扱いを、2024年にDLsiteがVisa/MasterCardの取り扱いを中止しています。また、2025年1月には、アダルトゲームブランドのゆずソフトの自社通販においてVisaカードが使用できなくなっていることが話題になりました。
今回、駿河屋の成人向けの商品ページが消失している理由は公式の説明がないため不明です。しかし、その背景にはクレジットカードの関係会社による成人向けコンテンツに対する規制があるのかもしれません。
なお、もしこのまま駿河屋の成人向けコンテンツの通販が消滅した場合、同社は実店舗があるとはいえど莫大な成人向けコンテンツの中古在庫を抱えると思われます。
今後、各地の駿河屋の店舗もしくは駿河屋の倉庫から、他の業者へと販売された成人向けコンテンツの大規模なセールが行われる可能性があるかもしれません。今回の出来事は駿河屋を発端とした“イデプラ”のような新たな「伝説」の発端にもなりえそうです。
※UPDATE(2025/5/19 13:55):同人にも影響が見られたため、見出し・本文を調整しました。
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