2025年6月6日、主に電子機器の分解や修理を行うザック・ネルソン氏が運営するYouTubeチャンネルJerryRigEverythingは、6月5日に発売されたばかりの「ニンテンドースイッチ2」の耐久テストを行う動画を公開しました。なお始めに申しておきますが、この動画の真似は絶対にしないでください。
傷つけ、火あぶりにされ、捻じ曲げられるスイッチ2。果たしてその結果は
任天堂のハードといえば、とにかく「耐久性」に優れていることで知られています。湾岸戦争で火事に遭い、外装がボロボロになっても電池を入れ替えて電源を入れるとそのまま動作したという「ゲームボーイ」が長らくニンテンドーニューヨークに展示されていた(現在は撤去された)こともあります。
そんな任天堂の最新ハードの「ニンテンドースイッチ2」。これにザック・ネルソン氏の容赦のない耐久テストが加えられようとしています。

まずは画面の耐久性のテスト。「画面がプラスチックなら硬度2~3、ガラスなら硬度5で傷つく」とザック・ネルソン氏は言い、画面に貼られている頑強な保護シートの存在を指摘しながら「どのくらいで傷つくかな……」とさっそくさまざまな硬度のペンを取り出します。
結果、スイッチ2の表面シートは硬度3で傷付くプラスチック程度の耐久性であることが判明しました。この結果を受けて、ネルソン氏は「気になる人は表面保護シートを張った方がいいんじゃないかな」と述べています。

続いておもむろにカッターナイフを取り出し、Joy-Con 2を傷つけ始めるネルソン氏。どうやらJoy-Con 2はプラスチック製のようです。

そしてJoy-Con 2を傷つけ続けるネルソン氏が褒めたのは、ボタンの刻印が表面印刷ではなく多色成型になっていること。これによって長い期間ゲームを遊んでも、「ボタンの刻印が剥がれることはないだろう」と任天堂の配慮を称賛しました。

続いてスイッチ2の背面にカッターナイフを入れ、何の脈絡もなく突如『マインクラフト』のクリーバーを彫るネルソン氏。

本体背面の「ニンテンドースイッチ2」のロゴは、ボタンのような多色成型ではなく表面印刷のようです。

続いてネルソン氏の取った行動は……なんと画面をライターで火あぶりにしました。

火であぶった画面の部分は真っ黒に。なんてことだ……と思いきや。

時間が経つと黒ずみが小さくなり、無事復旧。ニンテンドースイッチ2は液晶画面を採用しており、画面についてはある程度の火への耐性があるようです。

「最後のテスト」と称して、ネルソン氏は力いっぱい「スイッチ2」を折り曲げようとします!

その結果、Joy-Con 2が手元に残り、画面本体は吹き飛びましたが動作には影響なく無事でした。
Joy-Con 2は本体と磁気接続されていますが、本体および各種接続端子が傷つかないようにある程度の負荷を感じると自動的に外れるようになっており、力任せに扱って本体が壊れることを防いでいるようです。
任天堂ハードらしく、想像以上の耐久性が備わっていることが判明した今回の耐久試験動画。当たり前ですが、絶対に真似をしないでください。お願いします。
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