
VOID Interactiveが手掛けるFPS『Ready or Not』について、PC版に施された表現規制を元に戻すMod「Uncensored or Not」の公開が停止されました。本記事執筆時点ではNexusmodsで審議中となっています。
不興を買ったPC版の表現規制を元の描写に戻すModが公開停止に

『Ready or Not』では、7月15日のPS5/Xbox Series X|S版の発売にあわせてPC版にアップデートが配信され、新しい武器やマップなどの追加とともに、ゴア表現やヌード表現などの描写を変更する表現規制が実施されると発表されていました。
社会の暗部まで表現する犯罪現場のリアリティが評価されていた本作ですが、他プラットフォーム展開のために方針を曲げて表現規制を行うと決定したことで、PC版のユーザーから大きな批判を集めてしまいます。
Steamの直近30日間のユーザーレビューが“やや不評”に落ち込むなど、暗雲が漂う中で7月15日にアップデートが実施されましたが、Modderのeman734氏は配信からわずか1時間以内にPC版の表現の変更を元に戻すMod「Uncensored or Not」をNexusmodsで公開します。
海外メディアIGNによると、同氏はModについて含まれるファイルは全て過去のバージョンからコピーしたものか、現在のバージョンを改変したアセットであると記載。VOID Interactiveからの削除要請があった場合は応じるものの、同社は削除する意向を示していないと説明していました。
表現規制に納得がいかないユーザーにとっては待望のModとなっていましたが、7月17日にNexusmodsでの公開が停止され審議中となってしまいます。同サイトでは審議により規約に違反するコンテンツが含まれていると判断された場合は削除が実施されますが、本記事執筆時点では審議の対象になった理由は判明しておらず、再公開の見込みなどの詳細は不明です。
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