2025年7月25日(金)~2025年7月31日(木)にGame*Sparkで公開された記事から特に読まれた記事トップ5をご紹介する週刊ゲムスパランキング、略して週刊スパランのお時間です。一週間のおさらいをしたい、忙しいから手早く知りたいという方にもおすすめです!
5位―「Valveは“3”を数えられない」Steam Deckを3つ購入したユーザーがBAN

Valve製の携帯型ゲーミングPC「Steam Deck」を3台同時に購入したあるRedditユーザーが、思わぬトラブルに見舞われました。
投稿者は、地元のゲームセンターで開かれるトーナメントの賞品用にSteam Deckを3つ購入しましたが、その後、自身のSteamアカウントが突然コミュニティBAN。Valveのサポートに問い合わせを行い対応を求めましたが、購入については問題ないと返答されたものの、BANに対する異議申し立ては認められないと説明されました。

また、BANに伴い返金も実施されましたが、アカウントに残っている資金はゲーム本編やゲーム内コンテンツの購入、マーケットなどで使用できないように制限されていると報告しています。
この出来事はすぐにRedditで話題となり、多くのユーザーたちが「Valveは“3”を数えられない」とする冗談交じりの考察を投稿しています。これは、Valveが『Half-Life 3』『Left 4 Dead 3』『Portal 3』など、いわゆる“続編の3作目”を出さないという過去の傾向に基づいたネタ。投稿者も「誰もが3番目の数字が嫌いだと知っている」と反応しています。
4位―『ゼンゼロ』新キャラ「シード」海外でも注目集まる、足に
キャラクターの物理演算や太もものレッグリング、ストッキングの効果音など、ゲーム性とは関係ない細部にまで“こだわり”が見られる『ゼンレスゾーンゼロ』。足という観点では、リリース当初にエンジニア「グレース・ハワード(グレース)」がゲーム内外で素足を出していたものの、他キャラクターは部分的に見せる程度でした。
しかし今回、新たに発表されたキャラクター「シード」も“足を露出させている”と注目されているようです。今回注目された「シード」とは、作中の防衛軍に属するオボルス小隊の一員であるキャラクターです。最新ストーリーで軽く出番があったものの、中にあるパイロットの姿は今回が初のお披露目。立ち絵やゲーム中モーションと見られる3Dアニメーションも公開されました。
そんな彼女ですが、ほぼ素足に近い恰好かつ映像で足が強調される場面が多かったためか、海外掲示板Redditの関連コミュニティではその足に関して投稿やコメントが大盛況となっており、「グレース」に続くキャラとして見る人もいるようです。
3位―「不参加表明しないと自動的に集団訴訟に入れられます」ゲムスパにも届いた案内が話題に

Game*Spark編集部に、「Valveを独占禁止法で集団訴訟する」という案内が届きました。この数週間、同様の案内はインディー開発者にも、メールもしくは国際郵便で届いており、不安が広がっています。
案内は、2017年1月28日から2024年11月25日までの間に、Steam上でゲームを販売し、Valveに手数料を支払った個人・団体を対象に送付されています。Game*Sparkも2023年に『Wizardy外伝 五つの試練』を配信したため、この対象となっています。
訴訟の内容は、ValveがデジタルPCゲーム配信市場における競争を抑制し、すべてあるいはほぼすべてのユーザーから通常よりも高い手数料を取っていたことから、反トラスト法(独占禁止法)や消費者保護法に違反すると主張するもの。
通知によると、9月2日までにオプトアウト(不参加表明)しないと、自動的に集団訴訟に原告として参加させられてしまうといいます。突如として届いたこの通知には、詐欺の可能性も捨てきれないため、個人情報の窃取に不安を感じている開発者もおり、公式のFAQページには、勝訴あるいは和解した場合は金銭を受け取る可能性が出てくるかもしれないとのこと。敗訴した場合は何も受け取れないとしていますが、金銭を支払わなければならないというようなことは明記されていません。
2位―『バニーガーデン』逆バニーな“凜”が1/4のビッグサイズでフィギュア化決定
メディコス・エンタテインメントは、ワンダーフェスティバル2025[夏]の開催に合わせ、qureateの人気作『バニーガーデン』に登場するヒロイン・凜の逆バニー姿の1/4スケールフィギュアを発表しました。
普通のバニー姿とは違い、かなり高露出で際どい格好になっており、表情やポーズも煽情的。1/4スケールのビッグサイズなので、わがままボディの迫力を堪能できそうです。
「凜」逆バニーVer.の1/4スケールフィギュアは、現在製作中。発売時期などは発表されていません。
1位―「『モンハン』の代わりとなるベストな選択肢」海外レビューひとまとめ『WILD HEARTS S』
2023年に発売された『WILD HEARTS』のニンテンドースイッチ2移植版『WILD HEARTS S』が、2025年7月25日に発売されました。
『WILD HEARTS S』は、からくりを設置して理想の狩場を構築しつつ巨大な獣に立ち向かうハンティングアクションゲームです。オリジナル版は最大3人協力プレイが可能でしたが、ニンテンドースイッチ2版は最大4人のマルチプレイ対応を謳っています。


元記事ではそんな本作の海外レビューをひとまとめにしてお届け。「ビジュアルは若干劣化し、パフォーマンスも特に安定しているわけではない。それでも『モンスターハンター』の代わりとなるベストな選択肢の一つである。」「『WILD HEARTS』をプレイする最良の方法とは言えないが、限界を理解し、その範囲内で動作する有能な移植版である。」「一長一短がある作品であり、ニンテンドースイッチ2向けに良質な移植作品が続いていた流れを断ち切った。」といった内容のレビューが並んでいます。
今週最も読まれたのは、『WILD HEARTS S』についての記事に!本作のメタスコアは記事執筆時点で73点(総レビュー数14件)。ゲームプレイが高く評価されている一方で、ビジュアルとパフォーマンスについては意見が分かれているようです。


















