
2025年11月6日、米国・ストロング国立遊びの博物館は同館が主催する「全米玩具殿堂」に「バトルシップ」「スライム」「トリビアル・パースート」の3つが殿堂入りしたと発表しました。
戦艦ゲームにスライム……日本でもなじみ深い玩具が殿堂入り
「全米玩具殿堂」は1999年からストロング国立遊びの博物館が発表しているもので、2009年には「ゲームボーイ」、2023年にはさまざまなゲームにおける弱体化を指すスラングの語源となった「ナーフ」が殿堂入りしています。

「バトルシップ」は日本では紙と鉛筆でよく遊ばれる「潜水艦ゲーム(戦艦ゲーム)」を玩具化したものです。全米玩具殿堂の解説ページによれば、第一次世界大戦中もロシアの将校が紙と鉛筆で同様のゲームを遊んでいたといいます。
1967年にミルトン・ブラッドリー社がこのゲームを玩具化した際はお互いのフィールドの蓋がついたて兼攻撃を記録するボードとして機能し、戦況がわかりやすくなりました。時代が下るにつれて電子音声による判定が追加されたバージョンなども登場し、2023年には最大6人のバトルロイヤルが可能な拡張版も発売されました。また、「パイレーツ・オブ・カリビアン」「スターウォーズ」などのIPとコラボレーションしたものも登場しています。
また、2012年に公開された映画「バトルシップ」の原案にもなっており、この映画化の存在自体が「バトルシップ」の人気を物語っています。

RPGにおけるモンスターとしても有名な「スライム」は、1976年にマテル社から発売されたものが有名です。いくらでも伸びるドロドロで不思議な感触の「スライム」は多くの子どもの心を虜にし、他者から模倣品も多数発売されました。
「スライム」はホウ砂と水と洗濯のりを用意すれば簡単に作れるので、小学生向けの科学実験の題材としてもよく使われます。子どもの想像力を刺激し、かつ科学の奥深さを知るのによく適した玩具といえます。

「トリビアル・パースート」は日本では馴染みがないですが、米国では大人向けのゲームとして人気のあるものです。プレイヤーはボード上を移動しながらさまざまなジャンルのクイズに挑戦し、正解すると色のついた楔が貰えます。計6色の楔を集めたプレイヤーが勝利です。
本作は時代の変化に応じてクイズの内容がアップデートされており、また「スポーツ・エディション」や「スターウォーズ・エディション」のような特定分野に焦点を絞ったバリエーションも存在します。
またクイズの内容はゲームから独立しているため、本ゲームで使用されることを前提としたクイズ集なども複数の第三者メーカーから発売されています。高い人気を誇る本ゲームならではの事象といえるでしょう。
歴代の全米玩具殿堂入り作品については、ストロング国立遊びの博物館Webサイト内の特設ページから確認することができます。









