安価な協力型マルチプレイヤーゲームに、またしてもイケてる新作が登場しました。
その名も『Roadside Research』。ガソリンスタンドを経営するエイリアンとなり、仕事をまっとうしつつ、人類のリサーチをするというゲームです。
調査員たちに正体を見破られないようにしつつ、忙しい仕事をこなすというなかなか面白いフレーバーの協力型経営シミュレーションでした。

このお店、床に変な液体がへばりついてるんだけど……エイリアンだとバレないように働き続けろ!
本作はいわゆる『Supermarket Simulator』のようなお店経営シミュレーションゲーム。最大4人のマルチプレイヤーで、商品を仕入れ、床を掃除し、お客さんに物を売りつけるのが目的です。
舞台となるのはガソリンスタンド。給油とコンビニのふたつの業務をこなすだけでもちょっとユニークですが、もっとも目新しいのはプレイヤーたちがエイリアンであること!

このエイリアンたちは、人類をリサーチするという使命を帯びており、人間社会に溶け込むためにガソリンスタンドで働く必要があるというわけです。体の色はカラフルで、顔には人間とおぼしき絵の描かれた紙を貼り、歩き方も明らかに不審ですが、この街の人はどうも鈍感なようです。
お店経営の部分は非常にオーソドックスであり、紅茶やシリアルといった食料品を仕入れて棚に並べたり、4種類のガソリンを用意してやってくる車に給油してあげたりして、利益を上げていきます。お金が溜まれば溜まるほど、仕入れられるものも増えていくので、この部分だけでも十分にゲームとして仕上がっております。

ただし! 彼らはエイリアン。ふとした瞬間に正体がバレそうになります。そもそも彼らには衛生観念が薄く、ふとしたときにカラフルなう〇ちを漏らしてしまいます。床にへばりついたソレが客の目に入ると「あれ、これってもしかして?」と訝しみます(お前、エイリアンのう〇ち見たことあるんか……?)
警戒度が上がってくると、調査員という名の黒づくめ&サングラスの集団がやってきてしまいます。彼らにこちらの正体が看破されないように、怪しい証拠は逐一消していきましょう。

ちなみに、車に轢かれたりすると、流石のエイリアンでも轢死してしまいます。体液をその場にぶちまけてしまい、警戒度がぐんと上がってしまいます。駐車場では走り回らないようにしましょう(なぜか、なんJ用語が飛び出しますが……)。

ただでさえレジ打ちと給油と掃除(客の出すゴミ&自分たちのう〇ちなど)でメチャ忙しいのに、ゲームが進むに連れて、人類たちの姿を写真に収めるなどのミッションが出てきます。これらをこなすことで「エイリアンアップデート」というものが利用でき、次第に人類を洗脳したり、怪しい電波を出して購買意欲を高めたりすることができるようになります。流石はエイリアンだぜ!
しかし、当然ながらそんな大々的な動きを見せれば、当然警戒度は上がっていくというもの……調査員がひっきりなしにやってくることになるので、怪電波の送信はほどほどに!

日本語ローカライズは問題なく、UIやUXの面においても遊びづらいと感じることはありませんでした。掃除に関しては繰り返しの作業感がありましたが、そこまで目くじらを立てるほどではないです。
王道のお店経営ゲームとしての忙しさと、正体を隠したエイリアンというフレーバーがガチッと組み合わさった作品でした。友達とワイワイガヤガヤ楽しめるマルチプレイヤーとして、多くの名作と肩を並べるポテンシャルがあります。
筆者のオススメアイテムはレーザーガン! 閉店後まで粘っている迷惑な客に向かって撃って、従業員にガス抜きをさせてあげよう! 絶対に仲間に向けて撃たないでね!

『Roadside Research』はPC(Steam)にて配信中です。












