
オープンワールドアクションADV『紅の砂漠』にAI生成による2Dアセットが混入していた件について、3月29日に配信されたVer.1.01.00パッチのパッチノートで、当該アセットを差し替えたことが言及されています。
なお、パッチの詳細と、配信後にSteamユーザーレビューが“非常に好評”になった件については以前の記事をご覧ください。
同じ場所で修正前と修正後を比較
『紅の砂漠』のAI生成による2Dアセット(アート素材)については、最初の街の南西部にある「オークンシールド邸」などで確認されており、公式X上ではその件を認めたうえで謝罪が行われていました。
その中で、3月29日に配信されたVer.1.01.00パッチのパッチノートには、当該2Dアセットを差し替えたと見られる記載があります。
本件についてGame*Sparkで確認したところ、「オークンシールド邸」の該当箇所については確かに別の内容に置き換えられていることが判明しました(以下、画像1枚目が差し替え前、2枚目が差し替え後)。


一方で、SteamではAIコンテンツにおけるガイドラインにもとづき、生成AIを使用した場合はストアページで説明することが求められていますが、海外メディアIGNによると本件が発覚した際には、その記載が見られなかったとのこと。
公式Xでは「AIの使用について明確に開示すべきであった」と述べており、記事執筆時点ではSteamストアページに以下のような記載が追加されています。
生成AIは一部の2Dプロップアセットの制作において、補助的な役割を果たします。
これらのアセットは、制作パイプラインにおいてアートチームおよび開発チームによって置き換えられ、当社の品質基準とクリエイティブディレクションを満たすことが保証されます。
なお、本件を巡っては元ブリザード・エンターテインメントのマイク・イバラ氏が「なぜ謝罪する必要があるのか?」と自論を述べていました。しかし、『紅の砂漠』公式が謝罪した理由は製品版に誤って混入したものとはいえ、生成AIアートを使用していることをストアページで明示していなかったからであるとも言えます。
また、同作公式Xのリプライには「気にする必要はない」という旨のコメントや、Pearl Abyssの対応の速さを評価するコメントが多く見られています。
生成AIアセットが誤って製品版に混入するというケースは、『Clair Obscur: Expedition 33』でも発生しています。
生成AIとゲーム開発を巡る件については、Mega Critが早期アクセス配信中のデッキ構築型ローグライト『Slay the Spire 2』で、AIではない落書きのように見えるプレイスホルダーを使用していたことも海外掲示板Redditなどで話題となっていました。












