筋ジストロフィーを患う配信者のHandicapableSean氏が、約2年ぶりに活動を再開しました。病状の進行により顎での操作が困難となりましたが、現在は視線入力などの最新技術を駆使して『スーパーマリオ64』の攻略に挑戦しています。
進行する病状を受け、顎による操作から視線入力へ
HandicapableSean氏は、進行性の難病であるデュシェンヌ型筋ジストロフィー(DMD)を抱えるコンテンツクリエイターです。
以前は指が使えない代わりに「顎」を巧みに操作するスタイルで、『ダークソウル3』や『Lies of P』をプレイ、さらには『エルデンリング』の強敵を撃破するなど、難度の高いタイトルの攻略を達成しています。
しかし、今回の配信復帰に際し、近年病状が急速に進行し、以前のような顎による操作ができなくなったことを明かしました。
氏はこれを受け、視線でPCを操作できる「Tobii Eye Tracker 5」に加え、頭部の動きや表情を認識して操作を補助する「SensePilot」などのソフトウェアを導入。
氏は「困難はゲームとテクノロジーへの愛で乗り越える」と語り、現在は新たな環境で『スーパーマリオ64』の攻略という壁に立ち向かっています。また、Twitchチャンネルでは『マリオアーティスト ペイントスタジオ』で絵を描いている様子や『スーパーマリオワールド』のプレイなども確認できました。
最新テクノロジーによるバリアフリーなゲーム体験
Sean氏は海外メディアDexertoに対し、脳内インプラントを用いて思考のみでPCを操作する「Neuralink(ニューラリンク)」の技術にも関心を示しています。
実際に、脳インプラントを用いて『World of Warcraft』のレイドに参加するプレイヤーが現れるなど、身体的な制約を最新テクノロジーが補う「バリアフリーなゲーム体験」が現実のものとなりつつあります。
自らの状況に合わせてプレイスタイルを模索しながら、挑戦を続けるSean氏。その姿勢とそれを可能にするテクノロジーの進化は、同様の境遇にある人々やコミュニティにとって一つの力強いメッセージとなりそうです。








