1993年にSFCで発売された、3Dシューティング『スターフォックス』。そのプロモーションやパッケージアートに使われたフォックスたちの人形が現在一体どうなっているのか、海外メディアTime Extensionが調査を行っています。
フォックスたちの人形の制作を担当したのは意外なチーム

同メディアが最初に尋ねたのは『スターフォックス』のプログラマーであるディラン・カスバート氏で、彼は「最後に彼ら(人形)を見たのは15年ほど前、任天堂の倉庫のような部屋だったと思います。記憶が少し曖昧ですが。今村孝矢さんはもっと詳しいかもしれません。その後、彼らがどうなったのかは全く分かりません」と答えました。
その後、『F-ZERO』『スターフォックス』のデザインの生みの親として知られる今村孝矢氏に尋ねたところ、同氏は「人形を直接見たことはなく、聞いた話では人形は処分されたとのことで、人形が現存しているかどうかは疑問だ」という旨のことを述べたそうです。
開発者2人に聞いても若干食い違う証言が出てくるばかりで、人形はどこへ行ったのかわからないままでしたが、このフォックスたちの人形とともに「ゴジラ-1.0」などで知られる山崎貴氏が写されている写真が発見されたことから調査状況は一変。同人形は映像制作会社「白組」によって作られた可能性が高いことが判明しました。
調査者が白組へとメールで問い合わせたところ、帰ってきたのは最悪のメールだったということです。
メールありがとうございます。弊社で製作したキツネの人形は、天然ゴムに毛皮や羽毛を接着して作られていたため、空気に触れるだけで劣化してしまいます。そのため、製作終了後は廃棄せざるを得ませんでした。
こうして今村氏の証言通り、各種作業後に人形は処分されたということですが、そうなるとカスバート氏が15年前に見たという人形は何だったのかという疑問が残ります。
調査者が調べたところ、スターフォックスのガレージキットが作られていたので、これと混同している説や、パッケージアートに使われた人形とCM撮影などに使われていた人形は別で、前者がどこかで現存している説が挙げられています。
カスバート氏にこれらの調査結果を伝えたところ、「うーん……もしかしたら、当時見たモデルは別のものだったのかもしれません。確かに記憶は曖昧です。もうずいぶん前のことですから」と述べたということです。
公開中の映画「ザ・スーパーマリオギャラクシー・ムービー」でも話題のフォックス・マクラウド。人形の存在に関しては残念な結果が伝えられましたが、まだ残っているという説もありますし、今後も『スターフォックス』IPになんらかの新展開があることに期待したいところです。
人形について、Game*Sparkでは2016年に『スターフォックス ゼロ』の北米トレイラーにてそれらが登場したことについても報じていました。









