
Grinding Gear Gamesが送るハクスラRPG『Path of Exile 2(以下、PoE2)』。この度、新しいアップデート「Return of the Ancients」の内容が告知されました。
「Return of the Ancients」は、従来の拡張とは一線を画す大規模なエンドゲーム刷新型のリーグ。単なるコンテンツ追加ではなく、ゲーム後半の遊び方そのものを再設計している点が特徴です。
各要素は独立したストーリーラインとして構築され、プレイヤーは明確な導線と目標に沿って進行できます。結果として、従来よりも“何をすべきか分かりやすい”リーグ設計になりました。
エンドゲーム刷新
今回の核となるのは、エンドゲームの再設計です。従来は断片的だったリーグ要素が、「アトラス上の特定地点+専用クエストライン」という形で統一されました。
各コンテンツには導入、進行、終着点(ピナクルボス)が明確に存在し、プレイヤーは段階的に強化されながら攻略していきます。これにより、新規プレイヤーでも迷いにくく、経験者でも最適な攻略ルートを選択しやすくなりました。
各リーグには進行バーが存在し、アトラス画面からいつでも確認可能に。さらに拠点への移動や現在の進捗が可視化されることで、「次にやるべきこと」が明確になります。従来の自由度は維持しつつも、ナビゲーション性が大幅に強化。これで迷うことがなくなりそうですね。

既存リーグのリワーク
初期のエンドゲームリーグは後発のものに比べて密度が低かったため、今回、大規模なリワークが行われています。
すべてのリーグに対して、クエストライン、新メカニクス、クラフト、ユニーク、ピナクルボスが追加されました。太っ腹なコンテンツ追加がとても嬉しいですね。
デリリウム
エンドゲームに登場する時間制限付きのイベント「デリリウム」も大幅な拡張を受けます。
「ウサギとカラス」という新ストーリーが追加され、ACT4に登場したタングマズという存在を巡る物語が展開されます。霧の深度を示すゲージや、鏡の破片による特殊イベントなど、戦闘体験も刷新されています。さらに「感情」を用いたクラフトが強化され、ジュエルやアミュレットに新たなビルド要素を付与可能になりました。

ブリーチ
デリリウムと同様に、エンドゲームに登場するイベント「ブリーチ」にも改修が入りました。初めてブリーチを行うと、炎の守護者エイリスが登場します。
炎の守護者は、ハイヴボーンがこの世界へ侵入するのを防ぐことに身を捧げた、古代の僧院組織。エイリスはあなたをこの教団に迎え入れたいと考え、南にある彼らの修道院へ向かうよう依頼します。
今回は戦闘中の残り時間が可視化されるなど、基本システムが改良。新要素として「創生の樹」が導入され、「母胎ギフト」と「ハイヴブラッド」を使ったクラフトが可能になりました。クラフトと戦闘が密接に結びついた設計が特徴的です。

新アセンダンシー:スピリットウォーカー/マーシャルアーティスト
ハントレスの新アセンダンシー「スピリットウォーカー」は、動物精霊を使役します。シカ・フクロウ・クマの力を組み合わせたビルドが可能で、精霊ごとに異なった能力を発揮します。

またモンクの新アセンダンシー「マーシャルアーティスト」は、霊的エネルギーを操ります。幻影生成や鐘による攻撃など独自の戦闘スタイルを持ち、さらにルーンを身体に装着するシステムにより、装備概念にも新たな幅が生まれています。

QOL改善
キャンペーンでは進行方向を示す視覚的ガイドが追加され、探索効率が向上しました。アトラスには検索機能が実装され、目的のマップを素早く見つけられます。
また、ビルドガイドをゲーム内で直接読み込める機能や、トレード価格検索の簡略化など、プレイ体験全体が大きく改善されています。

リリース情報とロードマップ
バージョン0.5.0は5月29日にリリース予定で、パッチノートは5月21日に公開されます。
0.5.0は早期アクセス最後の大型リーグとなり、次は正式版1.0が予定されています。リリースは年内予定で、ExileCon後の公開とのこと。今後は新規追加よりもバランス調整と改善が中心になります。
本アップデートは、エンドゲームの構造そのものを作り直した転換点です。各リーグの再設計、新クラス、クラフト拡張、QoL改善が一体となり、「長く遊び続けるための基盤」を整えています。単なるコンテンツ追加ではなく、『PoE2』が正式リリースへ向かうための完成形に近づいた段階といえます。
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