
5月5日にリリースされ、購入希望者が非常に多くサイトが繋がりにくくなってしまったValve謹製のPC向けゲームコントローラー『Steam Controller(Steamコントローラー)』。
先日5月19日に再販がかかりましたが、それでもまだ欲しい人に行き渡っておらず、アクセスが集中し待機ページで数時間待ちといった状態が話題となりました。
筆者は初回販売時の早朝5時ごろにアクセスしたところ、偶然にも購入ページまで行くことができ、無事購入することができました。
ということで、本稿ではこの新たなSteamコントローラーをパッケージ開封から実際にプレイするところまで、他のコントローラーとの違いも確かめながら紹介していきたいと思います。

なんだかすごい機能が盛り盛りすぎるぞ!?
こちらがパッケージです。さっそく開封していきますね。

ペリペリ、からのパカッと。本体と、PCとの接続が楽ちんになる「Steam Controller Puck(以下Puck)」が姿を表しました。蓋の裏には簡単なスタートガイドもありますね。

この「Puck」は上部にUSB-TypeCコネクタがついており、PCとケーブルで接続します。そしてマグネットでカチッとSteamコントローラーとつながり、有線接続&充電が可能です。
また、SteamコントローラーをPCと無線接続する際はコントローラーの電源を入れるだけでPuckがワイヤレスレシーバーになってくれます。



スティックはTMR(トンネル磁気抵抗)効果を使用した精度の高い磁気サムスティック。スティックは本当に軽く、僅かな力でコントロール可能です。
また、静電容量式タッチ機能も搭載しており、親指をスティックに置いた場合のみジャイロコントロールをONにする、といった設定もできます。

トラックパッド。通電する前は「ただの四角い部分」みたいな感触ですが、いざ通電すると操作時に高精細ランブル機能による「カリカリカリ…」というフィードバックを返してくれます。
さらに押し込むと「カチッ」というクリックした時の感触まで発生させます。通常の振動機能以外に、トラックパッドのフィードバック専用にハプティクスモーターをさらに2つ仕込んでいるという徹底っぷりです。

ちなみに、先日話題になったコントローラーを落とすと叫ぶというイースターエッグ。この音を鳴らしているのはスピーカーではなく、ハプティクスモーターの振動を音に変換させているとか。
ここで、他のコントローラーとの違いを見てみましょう。左から順に
「XBOX ワイヤレスコントローラー(以下XBOXコン)」
「Steam Controller (2015)(以下旧スチコン)」
「Nintendo Switch 2 Proコントローラー(以下プロコン2)」
「Steam Controller(以下スチコン)」
「DualSense ワイヤレスコントローラー(以下DualSense)」
トラックパッド部分を除けば、基本的に現役世代のコントローラーとボタン・スティックの配置はおおよそ同じですね(旧スチコンが異端すぎる)。他のコントローラーに触ったことがある方なら、違和感なく使えると思います。XBOX EliteコントローラーとDuakSense Edgeコントローラーは持っていないため割愛。

背面ボタンのある3種類は裏側もチェック。旧スチコンとプロコン2は左右に1個ずつ。スチコンは左右に2個ずつボタンが用意されています。このあたりは順当な進化でしょうか。筆者は計4つも増える背面ボタンをすべて使いこなすところまでたどり着くかどうか……。

続いて気になるのはコントローラーの重さ。すべて測って重さ順に並べるとこうなります。
Steam Controller:294g
XBOX ワイヤレスコントローラー:292g(乾電池有り)
Steam Controller (2015):281g(乾電池有り)
DualSense ワイヤレスコントローラー:276g
XBOX ワイヤレスコントローラー:246g(乾電池無し)
Nintendo Switch 2 Proコントローラー:236g
Steam Controller (2015):234g(乾電池無し)
※XBOXワイヤレスコン用の専用バッテリーは持っていなかったので計測できませんでしたが、重さは約28gほどということらしいので計274gとなり、DualSense ワイヤレスコントローラーの下にランクインするようです。
ということで、Steamコントローラーが一番重いです。ハプティクスモーターを4つ搭載したりと機能を詰め込んでいるためしかたないのですかね。軽いコントローラーが良いんだ!という人にはちょっとしんどいかもしれません。
実際にゲームを遊んでみよう
さてさて、それでは使い心地を試していきましょう。
まず、すべての基本となる握り心地ですが、これは他のコントローラーとそこまで大きく変わりません。サイズ感も大体近いものではありますからね。
背面ボタンはコントローラーを握り込むと自然と中指・薬指に触れるあたりに置いてあるので、違和感なく触れることができるかと思います。

こちらはトラックパッドを使う場合。当然なんですが親指はトラックパッドに集中させるため、ABXYボタンはなかなか押せません。背面ボタンが4つ用意されていることが活きる瞬間かも。
このスタイルでシューターを遊ぶ場合はリロードやインタラクトボタンを背面ボタンにアサインしておくと親指をあっちこっち動かさずに済むのは良いですね。

トラックパッドで筆者の好きな『Enter the Gungeon』を遊んでいる動画。スティックでのエイムよりも素早く相手へ照準をあわせることができるのでかなりマウス+キーボードで遊んでいる感覚に近いものを感じました。
続いてはジャイロエイムをメインに使い『Far Far West』をプレイしてみます。ジャイロエイム自体は直感的に操作でき、まったくもって不満無し。
むしろ背面ボタンのキーアサインを覚えきれずに武器切り替えやリロードが暴発している部分が気になりますね、とはいえこれは慣れの問題です。

色々な側面からSteamコントローラーを触ってみましたが、総じて触る価値の高いコントローラーだと感じました。
特にトラックパッドは、わりと真剣に唯一無二(Steam Deckと同様に)のプレイ体験ですので、触る機会があれば触ってみていただきたいですね。
『Steam Controller』は現在発売中、価格は17,800円です。
日本からはKOMODO Stationで購入できます。まだまだ品切れになりやすいものですので、手に入れたい方は再入荷のお知らせなどをXでこまめにチェックしておきましょう。











