見た目は基本無料系なのに買い切りでガチャがない。美男美女にかわいい動物も勢揃いのアニメ風オープンワールドRPG『ドラゴンソード:アウェイクニング』プレイレポ | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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見た目は基本無料系なのに買い切りでガチャがない。美男美女にかわいい動物も勢揃いのアニメ風オープンワールドRPG『ドラゴンソード:アウェイクニング』プレイレポ

巨大シマエナガに乗って世界を探索できるのは魅力です。

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見た目は基本無料系なのに買い切りでガチャがない。美男美女にかわいい動物も勢揃いのアニメ風オープンワールドRPG『ドラゴンソード:アウェイクニング』プレイレポ
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2026年7月23日、Steam向けオープンワールド・アクションRPG『ドラゴンソード:アウェイクニング』が発売されます。

本作は、さまざまな事情から当初予定されていた運営型タイトルとしての展開を見直し、買い切りゲームへと方向転換した、少し特殊な経緯を持つ作品です。

運営型から買い切りへ。大きな方向転換を経た『ドラゴンソード:アウェイクニング』は、実際にどのようなゲームへ仕上がっているのでしょうか。美男美女との冒険や仲間をつなぐ連携戦闘、個性豊かなファミリアとの探索を楽しみながら、買い切り作品となったことで気になった部分も含めてお届けします。

本稿の執筆にあたり、Hound13よりキーの提供を受けています。

個性豊かな仲間と先が気になる物語

本作の舞台となるのは、かつてドラゴンによって滅亡の危機に瀕したオルビス大陸です。

六人の英雄が大陸を救ってから60年後、平和になった世界へドラゴンが再び出現。主人公の少年リュートは、ひょんなことから傭兵団に加入し、大陸の命運を左右する冒険へ巻き込まれていきます。

まず目を引くのは、アニメ作品のように華やかなキャラクターたちです。衣装や表情まで細かく作り込まれており、新しい人物が登場するたびに「このキャラクターも使いたい!」と思わされました。

外見だけでなく、性格の違いが会話や行動に表れている点も好印象。登場人物同士の掛け合いは賑やかで、彼らがどのような関係を築き、どんな冒険を繰り広げるのか、自然と先が気になります。

また、本作の仲間はガチャではなく、物語やクエストを進めることで加入します。作中で人柄を知り、好きになったキャラクターを使いたいのに、ガチャで引けない……昨今の運営型ゲームでありがちな悩みから解放されているのは、買い切り作品へ転換したからこその魅力でしょう。

『原神』や『ブレワイ』を思わせる探索。世界を相棒の“ファミリア”と駆け回る

Unreal Engine 5の美麗なグラフィックで描かれたオルビス大陸には、草原や森林、巨大な建造物など、さまざまな景色が広がっています。

探索の手触りは、『原神』や『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』に近い印象です。フィールドのあちこちには素材や宝箱、ワープポイントなどが点在しており、目的地へ向かう途中にも気になるものが次々と目に飛び込んできます。

そんな探索を支えるのが、背中に乗って移動できる相棒的存在「ファミリア」です。

巨大な虫やドラゴン、翼の生えた狼、丸々としたかわいいシマエナガなど、その種類はかなり豊富。サブクエストなどをクリアすることで入手できるため、新しいファミリアを目的にメインストーリー以外の依頼へ挑みたくなりました。

個性豊かな生物の背中に乗り、美しい大陸を駆け回る。筆者が本作のオープンワールドで最も気に入った体験です。

キャラクター交代から次々と攻撃をつなぐ戦闘が面白い

戦闘では、さまざまなキャラクターから3人を選んでチームを編成。操作する人物を交代させながら敵と戦います。通常攻撃やスキル、回避といった操作は非常にシンプル。その一方で、状態異常を起点とした連携アクションが、戦いに独自の面白さを与えています。

敵を気絶させる、転倒させる、空中へ打ち上げるといった特定の条件を満たすと、待機している仲間が交代しながら強力な攻撃を繰り出します。ひとり目が体勢を崩し、次の仲間が打ち上げ、さらに別の人物が追撃する。狙いどおりに攻撃がつながった瞬間には、複数人で敵へ畳みかける爽快感を味わえました。

また、武器や攻撃範囲、得意な状態異常はキャラクターごとに異なっています。見た目が好きなキャラクターを入れるが、連携のつながりやすさを重視するか。新たな仲間が加わるたび、さまざまな編成を試したくなるのも良い点でした。

ガチャは消えても“ソシャゲらしさ”が残っているのが惜しい

ストーリーやキャラクター、探索など、光る部分は多い本作。ただし、ガチャを取り除いても、運営型タイトルだった頃の名残までは消し切れていません。買い切りゲームへの最適化は、まだ十分ではないと感じました。

特に目立つのが、キャラクターや装備の育成です。強化項目が細かく分かれ、それぞれに複数の素材を要求される仕組みは、運営型タイトルを強く思わせます。買い切りRPGとして遊ぶと、ひとりを育てるための手間が多く感じられました。

探索でも一部気になる点がありました。キャラクターはフィールドにある女神像で回復できるのですが、利用できる回数は有限。時間の経過によって回数は戻るものの、素材集めなどで何度も周回を繰り返す本作で、この制限が必要だったのかは疑問です。

また、ファミリアに乗っていない状態だと壁を登れない点も引っかかりました。小さな段差ならよじ登れる一方、キャラクターの身長の倍ほどの高さになると越えられません。「これくらいなら自力で登ってくれ」と思う場面が何度もあり、そのたびにファミリアを呼び出すのは少々面倒でした。

戦闘ではボスの耐久力が高く、面白いはずの連携も、何度も繰り返すうちに作業へ変わってしまいます。ひとりで遊ぶ買い切りRPGとして考えると、もう少しテンポよく倒せる調整でもよかったはずです。

ほかにもクエストは指定された場所で会話や討伐、収集を済ませ、依頼主へ報告する“おつかい”が中心。物語には先を読みたくなる魅力があるだけに、そこへ至るまでの単調さが惜しく感じられました。

ガチャをなくすだけで、運営型タイトルが買い切りゲームになるわけではありません。育成の負担や回復制限、探索の細かな不便さ、敵の耐久力まで含めた再調整が必要だったのではないでしょうか。

根本のゲームには、確かな魅力があります。それだけに、これらの問題が今後のアップデートで改善されることを期待したいところです。


『ドラゴンソード:アウェイクニング』は、先が気になる物語、個性豊かなキャラクター、ファミリアと巡る探索、仲間と次々と攻撃を繋ぐ戦闘が魅力の作品です。

とりわけ、気になったキャラクターをガチャに左右されず仲間にできる点は、買い切り作品として方向転換したことで、生まれた良い点だと思います。巨大なファミリアに乗って寄り道を楽しむ探索にも、本作独自の面白さがありました。

一方、育成や回復、クエストの構成には運営型タイトルの名残が色濃く残っています。美点がはっきりしているからこそ、惜しいところにも目がいってしまいます。

運営型から買い切りへ転換した異色のオープンワールドRPG。その挑戦には可能性を感じますが、まだ道半ばという印象でした。

『ドラゴンソード:アウェイクニング』は、PC(Steam)向けに2026年7月23日発売予定です。

《ライター:タケダだいゆう,編集:みお》

ライター/ドット絵描きライター タケダだいゆう

ドット絵を描いてゲームを作るライター。趣味が増えすぎてゲーム制作の手が止まることが悩み

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編集/Game*Spark共同編集長 みお

ゲーム文化と70年代の日本語の音楽大好き。人生ベストは『街 ~運命の交差点~』。2025年ベストは『Earthion』。 2021年3月からフリーライターを始め、2025年4月にGame*Spark編集部入り。2026年1月に共同編集長になりました。

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