『どうぶつの森』ガチ勢から見たHoYoverse新作『プチプラネット』“独自の魅力”。『あつ森』1,000時間プレイヤーが体験してみた【プレイレポ】 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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『どうぶつの森』ガチ勢から見たHoYoverse新作『プチプラネット』“独自の魅力”。『あつ森』1,000時間プレイヤーが体験してみた【プレイレポ】

マルチプレイ部分は『あつ森』と大きく違う。

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『どうぶつの森』ガチ勢から見たHoYoverse新作『プチプラネット』“独自の魅力”。『あつ森』1,000時間プレイヤーが体験してみた【プレイレポ】
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『原神』、『ゼンレスゾーンゼロ』のHoYoverseが送るスローライフゲーム『プチプラネット』の居心地テスト(プレイテスト)が現在実施されています。これまでのHoYoverseのタイトルとは大きくことなる路線であり、現実時間との連動がベースとなっているのが大きな特徴です。


Game*SparkではPR記事を掲載していますが、本記事では『あつまれ どうぶつの森』を1,000時間以上プレイしている筆者による『プチプラネット』で過ごした3日間のプレイレポートをお送りします。

※本記事はメディア向けベータテスト招待を基に執筆しています。PR記事との関連はなく、編集部が独自に制作したものです。
※体験の内容はベータテスト版に基づいており、最終リリース版とは異なる場合があります。

リアル時間連動の魔力

本作の舞台となるのは、動物たちとゆったりとした日々を過ごせるとある「星」。プレイヤーはルミーコーポレーションの職員たちとともに新たな星へと降り立ち、その土地を育てることになります。

ゲームを進めていくと、次第に虫取りや釣り、斧による木材や石材の収集、クラフト機能やハウジングなど、スローライフゲームではおなじみの要素が解放されていきます。そして、その節々からは『あつまれ どうぶつの森』からの強い影響も感じられます。

魚や虫を寄贈できる研究員のようなキャラは、やはり同じく魚や虫を寄贈可能な博物館を運営する「フータ」を連想してしまいますし、実績とデイリー報酬を兼ねた「マイル」とほとんどおなじ「ロクマイ」というポイントシステムもあります。そのロクマイで交換できるアイテムを使えば、小さな星に繰り出して素材などを収集する「星の海の旅」に出ることができますが、これも「マイルりょこう」を連想させるシステムです。

クラフトで使えるレシピがカード状になっていたり、木を揺らして木の実を落としたり、捕った虫や魚を掲げて主人公が一言呟いたりといった演出面も『どうぶつの森』そのもの。少なくとも、『あつまれ どうぶつの森』を大いに参考に作られたゲームであることは間違いないのでしょう。

スローライフゲームは、おもに『牧場物語』シリーズや『Stardew Valley』の文脈で作られている事が多く、アート的に『どうぶつの森』に寄せたものはあっても、実際に『どうぶつの森』シリーズのように時間連動を採用しているものはあまり多くありません。

しかし、『プチプラネット』はしっかりと『どうぶつの森』の時間連動の遊びも継承しており、明日施設が建てられるというなら実際にプレイヤーはリアル時間で翌日まで待たなければなりません。当然、リアル時間と連動して日が昇り、沈んでいきますし、なんなら現実の1時間ごとにフィールド曲が変わるという部分まで継承しています。

ですが、まさしくこの時間連動こそが『どうぶつの森』シリーズを長く遊び続けてしまう魔力の源だと筆者は思っています。今日はいったん、やることがなくなってプレイをやめるかもしれないけれど、明日になったら完成するという施設を確かめるため、日々商品が入れ替わるお店のため、まだ見ぬイベントのため、明日もゲームを起動したくなります。

日々少しずつ、自身の星(島、村)が変化していく中で、次第に自慢の家具が並ぶ我が家が完成していき、施設が充実していき、さまざまなファッションが楽しめるようになっていく。そういう体験は、時間連動をベースとした『どうぶつの森』のシステムならではだと感じています。

ですから、筆者としてはようやくリアルタイム連動のあるしっかりしたスローライフゲームが出てきたことはかなり嬉しい点です。(※編注:一週間以上プレイすると、さらに差別化できるコンテンツが増えるとのこと。)

『プチプラネット』独自のアート的魅力

上述のように、全体的には『あつまれ どうぶつの森』の影響が強い『プチプラネット』ですが、もちろん本作ならではの魅力が光る部分もあります。特にパッと見てユーザーが大きく差を感じるのはキャラクターデザインや世界観の部分でしょう。

『プチプラネット』の世界は、その名から連想される通り宇宙を舞台にしています。冒頭でも述べた通り、主人公が育てることになるのは島や村ではなく“”。星々を渡るために使われている船はまるでクラシックカーのような見た目で、それが宇宙を駆けていくようなファンタジーな世界の雰囲気は『どうぶつの森』シリーズとは異なる魅力を持っています。

登場するキャラクターも、そんなファンシーな雰囲気とマッチした、アニメ調でマスコット的なデザインのものが多いです。とはいえ、人間の主人公1人に対してたくさんの動物の住民たち、という構図もやっぱり『どうぶつの森』と同じではあります。筆者はケモナーなので一向にかまいませんが……。

各キャラクターには、主人公との関係性を示すステータス画面のようなものがあります。条件を満たしてより親密になるともらえる報酬があったり、次第に新しい章が読めるようになる専用の掘り下げテキストがあったりするのは『どうぶつの森』とは明確に異なるノリで、HoYoverse味を感じる部分です。

『どうぶつの森』シリーズといえば、カメラが斜め上から見下ろした視点で固定されており、遠景に行くほど回り込むように背景が変形するようになっているアートが特徴的です。『プチプラネット』は『どうぶつの森』とは違い、カメラを自由に回すことができます。

しかし、本作の舞台は“星”、つまり球体であり、遠景に行くほど回り込むようなアート的特徴は似たものを持っています。見下ろし寄りの視点にした時のアートの雰囲気はなんとなく『どうぶつの森』に近いのに、実際にはカメラを回すことができるというのはかなり独特な感覚。どちらかといえば『スーパーマリオギャラクシー』のほうがイメージとしては近いかもしれません。

ちなみに、釣りや虫取りのほかに、浅瀬での海洋生物採りもあります。本作の海岸は直接海洋に出る手前に、浅瀬が存在しています。そこには貝や海老などが生息しており、「トング」で捕まえることができます。『あつまれ どうぶつの森』にも釣りや虫取りとは別に「素潜り」がありますが、それと似た第三の採取方法です。逃げる生き物を捕まえるのが楽しい。

野良との交流の機会が多いマルチプレイ

筆者が明確に『どうぶつの森』シリーズと違うと感じたのは、本作のマルチプレイ要素です。『どうぶつの森』シリーズは、本体機能などでフレンドになったプレイヤーとお互いの島で交流を楽しむといったことが基本のマルチプレイ要素となっています。しかし、『プチプラネット』の場合はそれに限らず、野良のプレイヤーと気軽に交流できるシステムに注力されています。

野良のプレイヤーと交流する方法は主に2つあります。1つは、オンラインプレイヤーたちがあつまるロビーといえるような空間「スターマーケット」に行くことです。ここには他のプレイヤーとの交流が楽しめるいくつかの施設が用意されているほか、そのうちの一つであるリズムゲームを遊ぶことでエモートなどの報酬を受け取ることができます。

ロビーでは誰とでも自由にチャットができるわけではなく、基本的にはフレンドのみに制限されています。しかし、テーブルを挟んで向かい合うように設置されている椅子や、焚き火の周りを囲む椅子に座っている時だけ、同じ場所に座っている他のプレイヤーと会話することができるのです。

このあたりの、システムは少しthatgamecompanyの『Sky 星を紡ぐ子どもたち』に近い部分を感じます。「お互いに会話したいという意思を示した時だけ会話できる」このシステムは、スローライフな本作と相性が良いです。

筆者はこのロビーの焚き火前に座りながら、誰かが来るまで仕事をやりつつ放置し、誰かが来たら少し話す、といった遊びを続けていました。このコミュニケーションの手軽さは『どうぶつの森』には明確にない部分でしょう。

ちなみに、ここで会ったプレイヤーも含め、筆者がこのゲームで出会った4人のうち4人全員が『あつまれ どうぶつの森』プレイヤーでした。そのうち1人は本作ではじめてHoYoverseのゲームを触ったとのこと。着実に『どうぶつの森』の客を獲得することに成功している……!

野良のプレイヤーと交流する方法にはもう1つ、「近くを通りかかった他のプレイヤーの星を訪問する」というものがあります。なんとこのゲーム、自分の星で過ごしていると、たまに他のプレイヤーの星が近くを通りかかるというシステムがあるのです。

その時に空を見上げると、大気の向こうにぼんやりと丸い星が浮いているのを見ることができます。そこを向いてインタラクトをすると、そのプレイヤーの星に訪問リクエストを送ることができます。

訪問リクエストが承認されると、そのプレイヤーの星に降り立ちます。当然そこにはそのプレイヤーがおり、チャットやエモートなどで交流を行えるほか、そのプレイヤーの作った星の内覧を楽しむことができます。

筆者はこのシステムが好きすぎて、他のプレイヤーの星が通りかかるたびに訪問リクエストを送りまくっていました。何かの作業中で訪問リクエストが届かなかったり、断られることも多かったのですが、たまにリクエストが通って訪問できた時は嬉しい。訪問した島のプレイヤーと仲良くなって、フレンドになり、自分の島に招待して過ごすといったことも経験でき、とても楽しい体験でした。

まだ皆はじめたばかりなので、島ごとの差はあまりなかったのですが、時間が経つほど凝った島が増えてくるのだろうと思います。これは正式リリースが楽しみだ……!

もちろん、島の訪問設定で「閉鎖」や「フレンドのみ」を選べば誰かに訪問リクエストをされることはなくなりますし、スターマーケットでも特定の椅子に座らなければ誰かとチャットもすることもないので、一人で黙々と遊びたいというプレイヤーにとっても安心なシステムになっています。


全体として『あつまれ どうぶつの森』に似た『プチプラネット』ですが、だからこそターゲットとするユーザー層にとって馴染みやすいゲームになっているのも事実なのでしょう。システムや演出面で似通った部分も多い反面、独自のアートや世界観、マルチプレイシステムについても高い品質で落とし込まれています。

基本プレイ無料でこのクオリティで出されては『どうぶつの森』シリーズも大変だ……と思いつつ、いちユーザーとしては『どうぶつの森』っぽいゲームの選択肢が増えたのは素直に嬉しいことかもしれません。


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※UPDATE(2025/11/10 16:39):見出しおよび記事の導入と一部『どうぶつの森』との類似性に言及する部分の表現を調整しました。また、コンテンツの追加に関する補足を追記しました。

ライター:お茶缶,編集:みお



ライター/ミンナニ ナイショダヨ お茶缶

任天堂タイトル中心に、けど色々手を出すゲーム好きな人。ベストゲームは『ゼルダの伝説 時のオカリナ』。

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編集/Game*Spark共同編集長 みお

ゲーム文化と70年代の日本語の音楽大好き。人生ベストは『街 ~運命の交差点~』。2025年ベストは『Earthion』。 2021年3月からフリーライターを始め、2025年4月にGame*Spark編集部入り。2026年1月に共同編集長になりました。

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