これはスター・ウォーズ版『バーンアウト』か!?『スター・ウォーズ:ギャラクティック・レーサー™』試遊レポート&開発者インタビュー【TGS2026】 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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これはスター・ウォーズ版『バーンアウト』か!?『スター・ウォーズ:ギャラクティック・レーサー™』試遊レポート&開発者インタビュー【TGS2026】

筆者がTGS2026で遊んだなかでは一押し!

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TGS2026の会場近くのホテルで行われた『スター・ウォーズ:ギャラクティック・レーサー™』 の試遊会におじゃましてきました。

本作の開発を担っているのは新スタジオ「Fuse Games」。元EA・Criterion Gamesで『Burnout(バーンアウト)』シリーズや『Need for Speed』シリーズの開発に携わってきたベテランスタッフが2023年に独立し、結成された会社です。

筆者が本作のトレイラーをはじめて目にしたときに感じたのは、「これは、スター・ウォーズ版『Burnout』なのでは……!?」という印象でした。本作はスター・ウォーズシリーズのファンだけでなく、『Burnout』などのアドレナリンあふれる過激なレースゲームが好きだったプレイヤーにとっても、非常に期待できるタイトルに仕上がっています。

ということで、この記事では筆者が実際に『スター・ウォーズ:ギャラクティック・レーサー™』をちょっと触ってみた感想と、開発者の方によるショートインタビューをお送りします!

まず、ストーリーモードを開始すると美麗なムービが流れた後、プレイヤーキャラクターのカスタマイゼーションをすることができます。カスタマイズの種類はボディとヘルメット、そして声だけとそれほど多くないですが、まああくまでレースゲームではありますから、これぐらいのカスタマイズ機能があれば充分でしょう。

本作のストーリーモードにはちょっとしたアドベンチャーゲーム的なパートがついており、自分がスター・ウォーズの世界で生きるレーサーなのだ、ということが実感しやすいつくりになっています。あと、写真でわかりづらいかもしれないですが、グラフィックスが詳細で非常に雰囲気がいいです。

実際にレースパートをプレイするとその臨場感に圧倒されます。それこそ『Burnout』シリーズを彷彿とさせるような凄まじいスピード感と、スリリングなクラッシュシステムが特徴的となっていて、超高速で走行しながらもできるかぎり壁にはぶつからないようにしなければなりません。その結果主人公が乗るマシンは初期状態でかなり取り回しがよく作られていると感じました。1ステージにおけるクラッシュ上限回数が設定されており、それを超えるとそのランは終了になるという緊張感が常に伴います。

「そのランは終了になる」と書いてしまいましたが、実は本作には『Slay the Spire』のようなルート選択型のローグライト進行が採用されています。ステージをクリアするごとにレアリティの異なるアビリティやパーツを獲得して機体を強化していくシステムにより、単調になりがちなレースゲームに極めて高いリプレイ性をもたらしています。本作ースゲームとしてはかなり珍しい仕組みなのではないでしょうか。少なくとも筆者はみたことがありません。

もちろんストーリーモード以外のモードも充実しており、友人とタイムアタックなどを競える「クイックレース」なども用意されています。また、スピーダーの外観を変えるカスタマイズ機能もあり、このあたりは少しロボットゲームのようなワクワク感を感じました。今回の試遊では遊ぶことができませんでしたが、マルチプレイモードも実装されるとのことです。

筆者は本作のトレイラーを見てから大きな期待を寄せていましたが、今回の試遊で感じたのは「事前に想像していたよりも何倍も面白い」ということでした。プレイ中、思わず声を上げてしまうタイミングもありましたし、隣で見ていたFuse Gamesのスタッフの方からも歓声が飛ぶなど、非常に熱中できる臨場感の高いゲームに仕上がっています。スター・ウォーズのファンはもちろん、興奮とスリルを求めるプレイヤーであれば、本能に訴えかける面白さに間違いなく夢中になれるはずです。

試遊が終わったら、お次はインタビューパートです。

今回、インタビューに答えてくださったのはFuse GamesのCEO & Co-Founder(最高経営責任者 &共同設立者)であるMatt Webster(以下マット氏)と、


ゲームデザイナーであるKieran Crimmins(キリアン氏)。

——なぜ今回Fuse Gamesが「スター・ウォーズ」のゲームを作ることになったのでしょうか。その経緯をお聞かせください。

マット氏:ストーリーは極めてシンプル。私はゲーム好きで、「スター・ウォーズ」が好きだから、です。なので「スター・ウォーズ」のゲームをずっと作りたいと感じていましたし、レースゲームというジャンルの進歩を推し進めたいとも考えていました。

——実際にプレイしてみると、非常にハイスピードで、アドレナリンがみなぎるプレイ感でとてもおもしろかったです。こうした過激なゲームデザインにした理由はなぜでしょうか。

キリアン氏:それは単純に、我々自身がそういったゲームを愛しているからです。Fuse Gamesは、世の中に存在すべきだと感じるゲームを作るために設立されました。だからこそ、私たちが過去に関わってきたレースゲームから、高い緊張感や行動に伴う結果、「誰でも簡単に始められるがマスターするのは難しい」といった大好きな要素をすべて抽出し、この作品に注ぎ込んでいます。

——キャンペーンモードの進み方がローグライク的で少し独特だと思うのですが、なぜこのような仕組みを採用したのですか。

マット氏:レースゲームというジャンルには革新が必要だと感じており、他のジャンルの要素を取り入れたかったからです。レースゲームは繰り返し遊ぶことで面白さが増すジャンルですが、本作のキャンペーンには「メタプログレッション(永続的な強化)」を導入しました。

ランが終了して最初に戻ってもすべてを失うわけではなく、ヒットポイントやチューニングポイント、お金などを引き継ぐことができます。プレイヤー自身も機体の操作やサーキットの構造を学んでいくため、次回プレイする際はより強い状態でスタートできるのです。

——「スター・ウォーズ」は世界中に熱狂的なファンが多い題材ですが、その世界観を守るために気をつけていることはありますか?

マット氏:ルーカス・フィルムとは非常に密接に協力しています。Fuse Gamesを設立して3週間目には飛行機で彼らのもとへ行きアイデアを提案し、それ以来ほぼ毎週のように話し合いを続けてきました。

本作では「スター・ウォーズ」の新しいストーリーが展開されます。新しいキャラクター、ロケーション、機体はもちろんですが、ファンの皆さんが大好きな懐かしのキャラクターや象徴的な瞬間も登場します。

——映画などで有名なキャラクターも登場するということですか?

マット氏:アニメシリーズの『スター・ウォーズ レジスタンス』に登場した「グリフ・ハロラン」も登場します。本作ではアニメのときよりも若い姿の彼を見ることができますよ。ゲームを進めるにつれて、他にも様々な繋がりを発見できるはずです。

——マルチプレイモードについても教えてください。どのように遊ぶのでしょうか?

キリアン氏:マルチプレイには大きく分けて2つのメインモードがあります。ひとつはキャンペーンモードに近く、他のプレイヤーと一連のレースを行いながら毎回機体をアップグレードしていき、最終レースに向けて最高のビルドを作り上げるモードです。 もうひとつは「クイックレース」です。こちらは固定されたビルドのキャラクターを選び、純粋に他のプレイヤーとコースのタイムを競うモードになります。

——最後に、日本で本作を待っているファンへメッセージをお願いします。

マット氏:日本はアーケードレースゲームの故郷(ホーム)だと思っています。アーケードレーサーのファンの皆さん、スター・ウォーズファンの皆さんはもちろん、レースゲームに初めて触れるという方々にも、このゲームで大いに楽しんでいただければと願っています。

――ありがとうございました。

本作は、PC(Steam/Epic Gamesストア)/PS5/Xbox Series X|S向けに10月6日発売予定です。

《ライター:文章書く彦,編集:みお》

ライター/「ラジオ善意X」聴いてね 文章書く彦

好きなガンダムは∀ガンダム、好きなマンガはレベルE、好きな映画監督はポール・トーマス・アンダーソン、好きなゲームジャンルはオープンワールドものとローグライク(ローグライト)、好きな昆虫はカマキリ、好きなバンドはFUGAZI、好きな作曲家は浜渦正志、好きな小説家はカート・ヴォネガット・ジュニアと舞城王太郎、好きなラッパーはポチョムキン、好きな焼酎は鳥飼、好きなルフィが言ってない言葉は「何が嫌いかより何が好きかで自分を語れよ!(ドン)」、好きな笑い男が書いてた言葉は「or should I?(だが、ならざるべきか?)」。

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編集/Game*Spark共同編集長 みお

ゲーム文化と70年代の日本語の音楽大好き。人生ベストは『街 ~運命の交差点~』。2025年ベストは『Earthion』。 2021年3月からフリーライターを始め、2025年4月にGame*Spark編集部入り。2026年1月に共同編集長になりました。

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