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Nvidia、GeForce GTX 960を発表―第2世代Maxwell搭載のミドルレンジカード

Nvidiaは、PC向けミドルレンジグラフィックカードGTX 960を発表しました。GTX 960は第2世代MaxwellアーキテクチャーのGPUを採用したグラフィックカードです。

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Nvidiaは、PC向けミドルレンジグラフィックカードGeForce GTX 960を発表しました。

GTX 960は第2世代MaxwellアーキテクチャーのGPUを採用したグラフィックカード。高パフォーマンスのアンチエイリアシングMFAAや、4K解像度の画質を1080pモニターで再現するDSR、ボクセル・グローバルイルミネーションのVXGI、そしてDirectX 12などに対応しています。細かなカタログスペックは以下の通り。

    GeForce GTX 960

    ■GPUエンジンスペック
    CUDAコア: 1024
    ベースクロック: 1127MHz
    ブーストクロック: 1178MHz
    テクスチャ・フィル速度: 72Gbps

    ■メモリスペック
    メモリクロック: 7.0Gbps
    メモリ量: 2GB
    メモリ・インターフェース: 128-bit GDDR5
    最大バンド幅: 112GB/s

    ■カードの特徴
    SLI Ready: あり
    SLI タイプ:2 -way
    プログラミング環境: CUDA
    DirectX 12
    OpenGL 4.4
    バスタイプ: PCI-E 3.0

    ■スペック
    最大デジタル解像度: 5120x3200
    最大 VGA 解像度: 2048x1536
    メディア接続: ディスプレーポート
    Dual Link DVI-I: HDMI
    マルチディスプレイ対応
    HDCP対応
    HDMIオーディオ: Internal

    ■寸法
    高さ: 4.376インチ
    長さ: 9.5インチ
    幅: デュアルスロット

    ■電力と温度
    最大温度: 摂氏98度
    消費電力: 120 W
    最小限必要な電力: 400 W
    電気接続: 6-pin
2013年に発売したGTX 760と比較すると、GTX 960はCUDAコアなどが若干減少していますが、ベースクロックとブーストクロック、そしてメモリスピードが向上しています。Maxwellアーキテクチャーの新機能を除いて、最も大きく変化した要素は消費電力。GTX 760が170Wを要求するのに対し、GTX 960は120Wと著しく減少しています。なお、Nvidiaが公開しているGPUパフォーマンス一覧表では、スコアがほぼ同等と記載されています。


3DMarkのFire Strikeを使用したスコア一覧


GTX660とGTX960のフレームレート比較

GeForce GTX 960は国内で発売中。また、コナミデジタルエンタテインメントの『METAL GEAR SOLID V: GROUND ZEROES』が付属する「メタルギア、GeForceでPCに帰還バンドルキャンペーン」が実施中です。期間は6月30日までで、GTX 760以上のGPUを搭載した製品が対象となります。


《G.Suzuki》

ミリタリーゲームファンです G.Suzuki

ミリタリー系ゲームが好きなフリーランスのライター。『エースコンバット』を中心にFPS/シムなどミリタリーを主軸に据えた作品が好みだが、『R-TYPE』シリーズや『トリガーハート エグゼリカ』などのSTGも好き。近年ではこれまで遊べてなかった話題作(クラシックタイトルを含む)に取り組んでいる。ゲーム以外では模型作り(ガンプラやスケモ等を問わない)を趣味の一つとしている。

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