気になる新作インディーゲームの開発者にインタビューする本企画。今回は、ロシアのNearga Games開発、PC向けに2月9日に早期リリースが開始されたサバイバルホラーゲーム『DESOLATE』開発者へのミニインタビューをお届けします。
『DESOLATE』は、一人称視点のサバイバルホラー。プレイヤーは「ボランティア」の一人となり、単独または最大4人のプレイヤーでチームを組み、ダークなオープンワールドを探索、調査、そして何より生存するのが目的となります。
『DESOLATE』は1,980円で配信中。
――まずは自己紹介をお願いいたします。
Nikolai Avramenko氏(以下Avramenko氏):こんにちは!Nikolai Avramenkoと言います。『DESOLATE』開発チームでプロデューサーとリードライターを担当しています。
――いつどのように開発が始まったのでしょうか?
Avramenko氏:およそ一年半前に開発がスタートしました。本作のメインとなるアイデアはシンプルで、私たちが楽しいと思うゲームの様々な要素を一つにまとめ上げるというものです。それが、「シングルプレイヤーでもオンラインマルチプレイヤーでも遊べる」「ホラー要素のあるストーリー」「クラフト要素」「キャラクターのレベル性」が採用されたサバイバルゲームというものでした。これらの要素が入ったゲームを他にも探してみたのですが見つけることができず、開発にも熱が入りました。
――本作の特徴はどういったものでしょうか?
Avramenko氏:先ほど述べましたように、様々な要素が集約されているというのが一番の特徴だと思っています。サバイバルの緊張感と、クラフトの奥深さ、敵との戦闘、そして捨てられた人工島でのストーリーを解き明かす…これらの要素が一度に体験できるゲームは他にはないのではないでしょうか?『DESOLATE』が持つ雰囲気と舞台も多くのプレイヤーの方達に高く評価していただけているようです。
――影響を受けた作品はありますか?
Avramenko氏:本作の中核となるコンセプトは、『DayZ』や『H1Z1』と言った他の有名サバイバルゲームで体験したものが元となっています。開発中には、『Dying Light』や『Fallout 3』、そして『S.T.A.L.K.E.R.シリーズ』といった、本作と似た要素のある様々な大作をプレイし、勉強しました。ストーリーは、夜遅くにみんなでアイデアを出し合い、その中から自然と出来上がったものです。
――日本の読者にメッセージをお願いします。
Avramenko氏:本作のプレイヤーが日本を含む様々な国に点在しているように、私たちの小さな開発チームメンバーは、ロシアの様々な場所に点在しています。何千キロにもなる距離や言語、文化の違いにも関わらず、日本の皆さんが私たちが心を込めて作った作品を楽しみ、フィードバックをいただけることに、本当に感謝しています。グラニーチニー島での冒険に、健闘を祈ります!
――ありがとうございました。
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