4人対戦見下ろしアクションシューティング『PROJECT BLITZ(仮)』はサクッと遊べて奥深い!友人に「もう一戦!」とお願いしたくなる楽しさがあった【BitSummit the 13th】 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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4人対戦見下ろしアクションシューティング『PROJECT BLITZ(仮)』はサクッと遊べて奥深い!友人に「もう一戦!」とお願いしたくなる楽しさがあった【BitSummit the 13th】

4人集まって対戦するのはやっぱり楽しいものですね。

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4人対戦見下ろしアクションシューティング『PROJECT BLITZ(仮)』はサクッと遊べて奥深い!友人に「もう一戦!」とお願いしたくなる楽しさがあった【BitSummit the 13th】
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7月18日から20日にかけて、「BitSummit the 13th(以下、BitSummit)」が開催されました。京都、平安神宮のほど近く、みやこめっせで行われるインディーゲームの祭典には、発売前、発売後問わず今後話題となるであろうゲームがずらりと並びます。

本稿では『TINY METAL』などを開発したAREA35が手掛ける新プロジェクトとなる、4人対戦見下ろし型アクションシューティング『PROJECT BLITZ(仮)』のレポートをお届けしていきます。

サクッと遊べて白熱する!“負ければ悔しい”が「もう一回プレイさせて……」と思わせる、見下ろし型ACT

『PROJECT BLITZ(仮)』は最大4名で対戦できる見下ろし型アクションシューティング。今回の試遊では4人対戦モードをプレイしてきました。ディスプレイ上で全ての対戦相手が、ひとつの視界を共有して戦うというスタイルは、昔ながらのパーティーアクションという面白さがあります。

ゲームはいたってシンプルで、プレイヤーは歩兵となり、制限時間内に他のプレイヤーを倒して一番多くポイントを稼いだ人が勝者となります。マップ内に登場するオブジェクトを破壊することで入手できる手榴弾やロケットランチャーなどのサブウェポンを駆使しつつ、マップの中心に投下される「メタル(戦車)」をどのように活用するかが、勝利のキモです。

勝敗を左右する「ポイント」は、プレイヤーキルでも獲得できますが、戦車に一定時間搭乗することでも獲得可能。今回の試遊では圧倒的な強さを持つ戦車と歩兵の1vs3が繰り広げられました。3人の歩兵で、戦車を頑張って破壊……そして他の歩兵を出し抜き、自分が乗り込んでのポイント獲得を目指します。

こう書くとわかりやすいですが、とはいえわかりやすいから単調……ということではありません。プレイヤーのメインウェポンで射出される弾は小さく、少しの移動で弾が当たらないということもあり、絶妙な塩梅で「もう少し上手ければ勝てる!」と思わされるのです。投擲物として壁越しに投げつけられる手榴弾なども戦略に変化をつけるスパイスになっています。

自分が死なないように戦車の猛攻を避けつつ戦車の破壊を目指す一方で、他の歩兵を倒してポイントを稼いでいく……最終的な決着はポイントで決まるため「現在の状況ならどの立ち振る舞いがいいか」を結構考えさせられるのです。対戦相手が見知った相手なら、どういう性格をしているかとメタ的に読んでいくのもいいかもしれません。戦術のみではなく、自分のプレイスキルが戦いに反映されるというのは「次はもっとうまく戦うから!」という、昔懐かしの対戦ゲームの感覚を抱かせてくれます。

お話を伺ったところ、なんと本デモ版は2か月という早さで作られたのだそう。しかし遊んでいる限りでは、他の対戦型ゲームと比較してもゲームバランスをふくめそのクオリティに少しも遜色ありません!

また、今回試遊したのは戦車の奪取がメインのモードでしたが、リリースに向けて何かを運んだり、町を占拠したりすることでポイントを獲得していくゲームモードを用意しているとのこと。さらには(現状での進捗となりますが)リリースは来年を目指しているようです。

『PROJECT BLITZ(仮)』の総評を述べると、遊んでいくうちに「あ、こんなプレイをすればよかったのか!」と自らの定石を編み出して腕前を高めていくのが楽しいタイトルといえます。筆者が遊んだ際には編集部の面々とAREA35のスタッフさんとの戦いでしたが、これが全く勝てず……しかし知らない間に次の動きを組み立てて、頭の中で「次の戦いでは……」と脳内リトライをしてしまいました。友達と楽しく対戦をしたい方、自分の腕前を磨きながらも、さくっと遊べるゲームを探している方にお勧めできるタイトルになりそうおです。


『PROJECT BLITZ(仮)』は来年リリースを目途に、現在開発中です。

ライター:高村 響,編集:宮崎 紘輔

ライター/ゲームライター(難易度カジュアル) 高村 響

最近、ゲームをしながら「なんか近頃ゲームしてないな」と思うようになってきた。文学研究で博士課程まで進んだものの諸事情(ゲームのしすぎなど)でドロップアウト。中島らもとか安部公房を調べていた。近頃は「かしこそうな記事書かせてください!」と知性ない発言をよくしている。しかしアホであることは賢いことの次に良い状態かもしれない……。

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編集/タンクトップおじさん 宮崎 紘輔

Game*Spark、インサイドを運営するイードのゲームメディア及びアニメメディアの事業責任者でもあるただのニンゲン。 日本の新卒一括採用システムに反旗を翻すべく、一日18時間くらいゲームをしてアニメを見るというささやかな抵抗を6年続けていたが、親には勘当されそうになるし、バイト先の社長は逮捕されるしでインサイド編集部に無気力バイトとして転がり込む。 偶然も重なって2017年にゲームメディアの統括となり、ポジションが空位になっていたGame*Sparkの編集長的ポジションに就くも、ちょっとしたハプニングもあって2022年7月をもって編集長の席を譲る。 夢はイードのゲームメディア群を日本のゲーム業界で一目置かれる存在にすること、ゲームやアニメを自分達で出すこと(ウィザードリィでちょっと実現)、日本武道館でライブすること、グラストンベリーのヘッドライナーになること……など。

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