全然違ウ!海外版カバーアート 『幻想水滸伝』 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

ハードコアゲーマーのためのWebメディア

全然違ウ!海外版カバーアート 『幻想水滸伝』

いつのまにか31回目をむかえることとなった「全然違ウ!」です。日本のゲームと海外のゲームのパッケージの違いを比較するコーナーで、素晴らしいパッケージデザインのゲームを歴史の闇に葬られる前に救い出す、という高尚なテーマがありますが、実はそれは黒歴史なのか

家庭用ゲーム PlayStation 2
いつのまにか31回目をむかえることとなった「全然違ウ!」です。日本のゲームと海外のゲームのパッケージの違いを比較するコーナーで、素晴らしいパッケージデザインのゲームを歴史の闇に葬られる前に救い出す、という高尚なテーマがありますが、実はそれは黒歴史なのかもしれません。これまでの発掘の結果、30のパッケージを発見することに成功。

もはやなにも埋まってはいないのではないかと思われましたが、とんでもない見落としがありました。

* * * * *





今回発見されたのは、コナミより発売されている人気RPGシリーズ、『幻想水滸伝』の第一作。1995年にPSで発売され、108人ものキャラクターを仲間にできるRPGとして話題になりました。多くの人が見たことあるであろう日本版のパッケージ。主人公を中心にたくさんのキャラクターが描かれるデザインは、シリーズを通して踏襲されており、常にたくさんのキャラクターとの出会いを想像させてくれるものになっています。

こんなメジャー作品を今まで見落としていたなんて、愕然とせずにはいられません。

* * * * *


海外と日本のパッケージデザインの違いは、歴史を溯れば溯るほど激しいのが通例。プレイステーションという新しめな機種で、これだけ名前の知られたゲームということで価値のある一品です。

海外ではSuikodenというタイトルで発売。

さて、パッケージはいかがなものか……。

さて……。



……えー、リアルになるのは良いんですよ、別にね……。さすがに31回目ともなると耐性もついてきます。日本とは異なり、全体的にアダルトな雰囲気で、なんだか『幻想水滸伝』という硬派な歴史シミュレーションゲームのような気さえしてきます。

しかし、なんというか……デザインがバラッとしてます。5人+αしかおらず、非常にまとまりに欠ける印象。とても108人の仲間との出会いは想像させてくれません。むしろさびしい。

それでも、真ん中に本拠地が描かれていたり、微妙にどのキャラクターか分かったりといった、なんとも否定しきれないクオリティとなっております。この5人+αが誰なのか知ってるよ!というSuikodenフリークの方はGame*Sparkまでお知らせ下さい。




幸か不幸か(?)『幻想水滸伝II』以降は日本版と同じパッケージになってしまいました。この絵柄でシリーズが続けば、それはそれで楽しいことになっていたとも思うのですが。

幅広いファンを持つ“幻水”。幻想水滸伝VIの発売を期待しているファンの方も多いのでは(一時はWiiで開発中との噂もありました)。IIの発売から、プラットフォーム移行となるIIIまでは約4年を要していること、Vは2006年2月に発売されていることを考慮すると、VIは2010年の正月前後くらいでしょうか?次はいよいよトゥーンレンダリングでキャラクターの魅力を再現!という期待をしてしまいます。
[size=x-small](イメージ: [url=http://www.gamespot.com/ps/rpg/suikoden/index.html?tag=result;title;0]GameSpot[/url]) (参考: [url=http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B9%BB%E6%83%B3%E6%B0%B4%E6%BB%B8%E4%BC%9D%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BA]Wikipedia[/url])[/size]

【関連記事】
【全然違ウ!海外版カバーアート】一覧

最も偉大なコンソール用ロールプレイングゲーム TOP15
日本の次世代ゲーム開発現場は海外に大きな遅れ?コナミの山岡氏が苦言
パワプロくんも遂にメジャーデビュー『MLB Power Pros』海外ユーザーの反応は
コナミが放つ恋愛シミュ最新作『Brooktown High Senior Year』はこんなゲーム

(C) Konami Digital Entertainment. All rights reserved.

- トップに戻る -



 






《Kako》
【注目の記事】[PR]

家庭用ゲーム アクセスランキング

  1. 韓国認証機関を通過のXbox「新開発機」が示すのは…?マイクロソフト「次なる一手」との関係は

    韓国認証機関を通過のXbox「新開発機」が示すのは…?マイクロソフト「次なる一手」との関係は

  2. 【UPDATE】『原神』ニンテンドースイッチ版のティザーサイトが閲覧できない状態に…2020年1月の発表から4年以上が経過

    【UPDATE】『原神』ニンテンドースイッチ版のティザーサイトが閲覧できない状態に…2020年1月の発表から4年以上が経過

  3. PSストア誤配信が話題の『Stellar Blade』デモ版公式配信はいつ…!「準備していた」とこっそり一瞬発言、好評の体験版が遊べるのも間近か

    PSストア誤配信が話題の『Stellar Blade』デモ版公式配信はいつ…!「準備していた」とこっそり一瞬発言、好評の体験版が遊べるのも間近か

  4. 「PS Plus」2024年3月のゲームカタログに『バイオハザード RE:3』などが登場!クラシックスカタログには『逆転裁判123 成歩堂セレクション』や『ゴッドイーター バースト』も

  5. ガンプラACTシリーズ最新作『ガンダムブレイカー4』クローズドテスト参加者「抽選から応募者全員」へと変更!想定以上の応募により嬉しいサプライズ

  6. 『マクロス -Shooting Insight-』PSパッケージ版に同梱物未封入―後日発送のための専用フォーム案内

  7. 2Dアクション『ホロウナイト』が次回の「いっせいトライアル」で遊び放題に!手描きイラスト風のグラフィックが特徴的なメトロイドヴァニア

  8. 『Stellar Blade』海外で体験版が配信されるも25分で削除―遊べたプレイヤーからは好評の声

  9. 発売迫る『Rise of the Ronin』ペリーや坂本龍馬ら、幕末日本を揺るがした人々が登場するストーリートレイラー!

  10. 名作RPG2作リマスターセット『グランディア HDコレクション』PS4/Xbox One版3月26日発売決定

アクセスランキングをもっと見る

page top