Activisionが今月海外で発売するGuitar Hero 5には、1997年に自殺したミュージシャンのKurt Cobainがキャラクターとして登場しますが、この出演権利を巡って妻のCourtney Loveや元バンドメンバーから抗議や批判の声が上がっています。
Kurt Cobainが所属したNirvanaの元メンバーKrist NovoselicとDave Grohlはこの件について声明文を発表。それによると、Nirvanaの楽曲やKurt Cobainがゲームで使われることは知っていたが、Kurt Cobainのアバターで別のアーティストの曲を演奏できるのは知らされていなかったといい、「見るに耐えない」この要素を取り除くようにActivisionに要求。
またKurt Cobainの妻で女優やミュージシャンでもあるCourtney Loveも、Kurt Cobainがプレイアブルキャラクターとして登場することについて、正式に契約を結んでいなかったとTwitterの投稿で主張。「Activisionを徹底的に訴える」などと激しい非難の姿勢を見せています。
一方、パブリッシャーのActivisionは海外メディアに対し、Kurt Cobainのゲーム中での使用は、遺産所有者やCourtney Loveがサインした契約書を取った上で行っていると反論しており、双方が契約を交わす段階で何らかの食い違いがあった可能性もありそうです。(ソース： Yahoo News: Nirvana members dismayed by 'Guitar Hero 5')
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