長年続いたGuitar Heroフランチャイズの凍結を明らかにし、音楽ゲームジャンルの事業から撤退の動きさえを見せるActivisionですが、この方針転換に伴うゲームスタジオの閉鎖やレイオフは深刻な状況のようです。
Joystiqの報道によると、ロサンゼルスを拠点にするActivision傘下のスタジオでScratch: The Ultimate DJなどを手掛けた7 Studiosは、約半分のスタッフが退職手当付きで解雇され、残り半分のスタッフに関しても残り120日間で契約が打ち切られるとのこと。
また、ニューヨークのスタジオでGuitar Heroの次回作を開発する予定だったVicarious Visionsもレイオフに見舞われており、スタジオ全体の4分の1に当たる約50名のスタッフが職を失ったと報じられています。
一方、同じくレイオフが噂されていたDJ HeroのスタジオFreestyle Gamesの今後に関しては、現在Activisionと話し合いの段階であるため、最終決定は行われていない様子。
尚、DJ Heroの公式サイトに掲載されたFAQによると、DJ Hero及びGuitar Heroタイトルの追加DLCソングやミックスパックは、既に発表されているものに限り今月いっぱいは提供するそうですが、それ以降に関してはリリースできないとのことです。(ソース: Joystiq, Shacknews)
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《Rio Tani》
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