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ピーター・モリニュー: 『Milo and Kate』は今のゲーム業界に早すぎた

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先週のGDC開催中に、長年身を置いたMicrosoftとLionheadから突然退社することを明らかにし、業界を驚かせたゲームデザイナーPeter Molyneux氏。新たにVG247が実施していたインタビューで、Kinect向けの作品『Milo and Kate』に関して気になる発言をしています。

『Milo and Kate(別名Project Milo)』は、2009年のE3で当時Project Natalと呼ばれていたKinectのデモンストレーション用に公開された作品。ゲーム中には10歳前後の少年Miloと犬のKateが登場し、プレイヤーはKinectのモーションカメラとマイクの機能を使って会話や交流が可能という、あの『シーマン』を彷彿とさせる作りになっています。



本作はLionhead Studiosによって開発が進められていたものの、Microsoftの関係者からは「ゲームとして発売する予定はない」といった発言も飛び出し、結局製品化が実現することなくプロジェクトが中止に。こうした背景について、Molyneux氏はインタビューで次のように話しています。

“Miloで問題だったのはその野心性や技術的な部分では決してありません。この業界がMiloのように感情のこもった作品を受け入れる準備ができていないだけだと思います。(中略)ゲーム業界の現況に対してMiloのコンセプトは間違いでした。いずれ業界は今のようではなくなるかもしれませんが、目下のところ、心を揺さぶる喜びを称え、プレイヤーに絆や結び付きを感じさせるようなゲームは、時期外れなのです。”

一方、Molyneux氏はEurogamerのインタビューでも、『Call of Duty』を名指して現在のゲーム業界の風潮に対して懐疑的な意見を述べています。

“我々はハリウッドのアクション映画と同じ事をやっています。少し形式を変えてはひたすら同じ事を繰り返し、何か違ったことを考えだすのをやめてユーザーからたくさんのお金を巻き上げている。それらのユーザーは新しい何を必要としているのです。(中略)本当にCall of Dutyなのでしょうか?この業界はそれが全てなのでしょうか?もしそうなら今すぐ私を精神病院に閉じ込めておいてください”

Peter Molyneux氏は『Milo and Kate』の技術も採用されているという新作Kinectタイトル『Fable: The Journey』の開発に協力しながら、新設スタジオ22 Cansで未知のプロジェクトに取り組むことになります。(ソース: VG247, Eurogamer)


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《Rio Tani》

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