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初代Xboxの初期コードネームは“WEP”や“Midway”だった―開発メンバーがハード名のボツ案を語る

新たなハードが生まれれば新たな名称が誕生します。初代Xboxの開発にて中心的な役割を担ったSeamus Blackley氏が大手海外メディアEdgeのインタビューを受け、“WEP”や“Midway”といった今では想像もつかない初代Xboxハード名のボツ案を明らかにしました。

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新たなハードが生まれれば新たな名称が誕生します。初代Xboxの開発にて中心的な役割を担ったSeamus Blackley氏が大手海外メディアEdgeのインタビューを受け、“WEP”や“Midway”といった今では想像もつかない初代Xboxのコードネームやハード名のボツ案を明らかにしました。

Blackley氏と開発チームは開発当初、後にXboxと呼ばれるコンソールを「Microsoftの幹部たちを安堵させるよう」に“WEP(Windows Entertainment Project)”と呼んだり、「PCとコンソールの中間であるという意味で、あるいはミッドウェー海戦という意味か、好きに決めてくれれば良いが」として“Midway”と呼んでいたそうです。後に開発中のコンソールは現在では良く知られているDirectX Boxと呼ばれるようになり、Eメール上などでは非常に早い段階からXboxと省略して呼ばれるようになったとのこと。しかしこのコードネーム、承認に際し共に初代Xboxを開発したKevin Bachus氏より「“非合法的”に聞こえる」と指摘されます。

第2段階では“Microsoft Bunduss”といった車のようなネーム、第3段階では頭文字を取ったBlackley氏曰く「ゴミクズ」のような名前を幾つも考えだしたとのこと。Blackley氏はその膨大なボツ案のリストを公開しています。

- MAX (Microsoft Action Experience)
- AIO (All In One)
- MIND (Microsoft Interactive Network Device)
- FACE (Full Action Center)
- MITH (Microsoft Interactive Theatre)
- XON (Experience Optimised Network)
- MVPC (Microsoft Virtual Play Center)
- TAC (Total Action Center -- discs/games could be called TACs)
- MARC (Microsoft Action Reality Center)
- LEX (Live Entertainment Experience)
- M-PAC (Microsoft Play and Action Center)
- RPM (Real Performance Machine)
- MOX (Microsoft Optimal Experience)
- E2 (Extreme Experience)
- MTG (Microsoft Total Gaming)
- VIP (Virtual Interactive Player)
- PTP or P2P (Powered To Play)
- VIC (Virtual Interactive Center -- disks/games could be called VICs)
- MARZ (Microsoft Active Reality Zone)
- TSO (Three, Six, Zero)
- EHQ (Entertainment Headquarters)
- O2 (Optimal Ozone or Optical Odyssey)
- MIC (Microsoft Interactive Center)
- R&R (Reality and Revolution)
- MEA (Microsoft Entertainment Activator)
- AMP (Active Microsoft Player)
- VPS (Virtual Play System)
- MAP (Microsoft Action Play)
- MEGA (Microsoft Entertainment & Gaming Attendant or Microsoft Entertainment & Gaming Assembly)
- CPG (CyberPlayGround)
- VERV (Virtual Entertainment & Reality Venture)
- OM (Odyssey of the Mind)
- P2 (PowerPlay)
- IS1 (Interactive System In One)
- MET (Microsoft Entertainment Technology or Microsoft Entertainment Theatre)

第4段階では“11-X”や“Eleven-X”といった候補が出たものの、ついにXboxというハード名に決定したそうですが、Blackley氏は「この後もX-Boxにするのか、xBox、XboX、Xbox、X-box……」と語っており、新ハードの名称決めに一苦労があったことを明らかにしています。
(ソース: Edge)

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