今年6月に正式発表された『ウイニングイレブン 2014』は次世代機にも対応するゲームエンジンFox Engineを搭載していますが、対象プラットフォームはPC/PS3/Xbox 360/PSPに留まっています。次世代機でのリリースが果たされなかった件について、海外コナミの幹部らが理由を説明しました。
海外サイトCVGに対しマーケティングエグゼクティブ細田氏は次世代機への移行がどのようなスピードで行われるのかはわからないとした上で、「ファンベースは現行機にあるし、移行する前に新規エンジンで良いゲームを作りたいと思っていた」とコメント。また同社のJon Murphy氏は、PS2向けのエンジンをPS3版『ウイイレ』に適応させるにあたり開発チームが苦戦していた過去を振り返り、「過去に準備が出来ていないまま次世代バージョンを製作し批判を受けたこともあるし、我々は『FIFA』(や他の会社)とは僅かに立ち位置が違うんだ」と説明。次世代機版『ウイイレ』をリリースするための確かな準備が必要であることを示しています。
一方でMurphy氏は「出来の悪い次世代機バージョンを作らないまま誤魔化すことは出来ない」とも語っており、『ウイニングイレブン』シリーズもクオリティの観点から問題が無ければいずれは次世代機へと向かうこととなるようです。
(ソース: CVG)
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《ishigenn》
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