『Euro Truck Simulator』を手がけたSCS Softwareの開発者がSteamの脆弱性を実証→1年間のBan処分 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

ハードコアゲーマーのためのWebメディア

『Euro Truck Simulator』を手がけたSCS Softwareの開発者がSteamの脆弱性を実証→1年間のBan処分

ゲーム文化 その他


欧州トラックシム『Euro Truck Simulator』を手がけたデベロッパーSCS Softwareの開発者Tomáš Duda氏が、Steamの脆弱性を実証した事で1年間のBan処分を受けた事が明らかとなりました。SCS SoftwareのCEOであるPavel Sebor氏は海外版Kotakuに対して今回の経緯を次のように説明しています。

  • Tomáš Duda氏は小さな噂や新機能、ソースコードの変更まであらゆるSteam情報に目を光らせ、Valveに直接修正や改善を提案している。

  • 彼のシステム全体に対する洞察力は本当に深く、Steamサービス統合に向けてゲームを後押ししてくれる事を期待して彼を雇った。

  • 彼は昨年、Steamに複数の脆弱性を発見しValveに報告した。

  • その内の1つは数ヶ月前にも再び報告した。

  • 先日、彼は同じ志を持つ人々とのクローズドディスカッションにおいて、その脆弱性がまだ修正されていない事を確認した。

  • 脆弱性を実証するため、偶然発見される事もない古い発表ポストを編集し実証用のコード(Harlem Shakeを流して画面をシェイクするだけ)を挿入した。

  • それから30分以内にValveは脆弱性を修正、彼は「Steam加入者規約違反」として1年間のBan処分を受けた。

Tomáš Duda氏はこのBanによりSteamworks Partnerへのアクセス権を失い、開発関連の物を利用できなくなったとの事。ちなみにValveは数ヶ月前の報告では「開発者を信用しているため攻撃媒体にはならない」と返答していたそうです。

確かにコードの挿入には開発者アカウントが必要ですが、もしその開発者アカウントが乗っ取られてしまった場合、悪意のあるコードを埋め込んだ偽通知が出されるのは必至。また、大手であればあるほど被害は甚大なものになりえます。

なお、今回のValveの対応すなわちTomáš Duda氏のBan処分は厳しすぎるとして、彼のBan解除を求めるコミュニティーグループ「Unban Timmy」も立ち上げられています。
《RIKUSYO》

評価の高いコメント

このコメントをルール違反として編集部に通報します。よろしいですか?

コメントをすべて読む(全 24 件

編集部おすすめの記事

ゲーム文化 アクセスランキング

  1. 『ウイイレ 2017』アジア頂点が決まったe-Sports大会レポ―北澤豪にもインタビュー!

    『ウイイレ 2017』アジア頂点が決まったe-Sports大会レポ―北澤豪にもインタビュー!

  2. 『ニーア オートマタ』2Bの体型を完全再現した海外コスプレイヤーが現る…

    『ニーア オートマタ』2Bの体型を完全再現した海外コスプレイヤーが現る…

  3. アジアオリンピック評議会が「e-Sports」を競技種目に―2018年「アジア競技大会」から本格デモ導入

    アジアオリンピック評議会が「e-Sports」を競技種目に―2018年「アジア競技大会」から本格デモ導入

  4. 核で荒廃したソ連が舞台の終末RPG『ATOM RPG』―『Fallout』などからインスパイア

  5. 『ニーア オートマタ』海外ファンによる2Bコスプレが本物レベル

  6. 【特集】もうバカにされない!『オンラインゲーム英語スラングまとめ』

  7. 死んだらプレイ不可!超ハードコアサバイバル『One Life』がSteam Greenlightに登場

  8. 『CoD: AW』のSledgehammer、2017年新作は最大規模プロジェクトに

  9. 『ニーア オートマタ』新トレイラー公開!コンサート「人形達ノ記憶 NieR Music Concert」の開催も決定

  10. 戦慄ホラー『Outlast 2』開発元が「専用おむつ」を発表!―Kickstarterキャンペーンを開始

アクセスランキングをもっと見る

人気ニュースランキングや特集をお届け…メルマガ会員はこちら

page top