同SDKを提供するGraphine Softwareのプレスリリースによると、ポーランドのクラクフで行われたDigital Dragonsカンファレンスにて、本作を手掛けるThe Farm 51の開発ディレクター、Wojciech Pazdur氏がプレゼンテーションを実施。3Dスキャンによるフォトリアルなグラフィックスの実現方法を解説しています。
その中で同氏は次のように解説。「Granite SDKの役割は、主流ハードにおける操作性を犠牲にすることなく、Get Evenの濃密な都市環境を構成する精巧かつ高画質な大量のテクスチャをレンダリングすることです。加えて、同SDKはゲーム全体のディスクサイズを抑えることもできます」
続けて、「Graphineのテクスチャストリーミングシステム、Graniteは膨大な量のスキャンデータに伴う問題の解決をサポートしてくれます。これによって、Get Evenにおけるピクセルパーフェクト(テクスチャにおける単位ピクセルがディスプレイ上の単位ピクセルにフィットしていること)なグラフィックスの描画が可能になるのです」と、採用が決定したミドルウェアの可能性を説明しています。
また、海外メディアDualShockersによると、GraphineのCEO、Aljosha Demeulemeester氏は次のようにコメントしています。「写真測量法や3Dスキャンは一般的に、現実世界でしか見られないような特有性やディテールの度合いを有した高品質なゲームアセットの開発を可能にしてくれます。Granite SDKの狙いは、こうした膨大なテクスチャデータを扱う際にリアルタイム3Dアプリケーションに生じる技術的な問題を解決することにあります。相性完璧です」
写実的なグラフィックスのほかに、シングルプレイヤーとマルチプレイヤーの垣根を越えたゲームプレイを銘打った次世代FPS『Get Even』は、2015年のリリースを予定。今年1月には、”What Is Real”という意味深なトレイラーが公開されていました。
関連リンク
編集部おすすめの記事
ニュース アクセスランキング
-
『パルワールド』今夏登場の新パル4体を紹介する新映像公開―今後も新種が追加予定【ID@Xbox】
-
AAAA級?な『Vampire Survivors』無料アップデート「Laborratory」配信開始!新キャラ、ステージ、武器まとめて追加【ID@Xbox】
-
『STAR WARS ジェダイ:サバイバー』など数多くの「スター・ウォーズ」ゲームに関わったルーカスアーツ重要人物が逝去…古くは『リパブリックコマンド』から重要作に関与
-
『マリオ&ルイージ RPG』インスパイアの音楽が禁じられた世界で戦うターン制リズムRPG『Keylocker』2024年夏リリース!【ID@Xbox】
-
大幅値上げ直前、お得に買えるラストチャンス!人気ゾンビサバイバル『7 Days to Die』正式リリース前最後のセールが開催―値上げ後約5~6,000円近くが今ならたった595円
-
GWに備えよ! 最大90%オフのSteamセール「ゴールデンウィークゲームフェス」開催
-
あの夏の日、少女たちに一体何が起こったのか?『Lost Records: Bloom & Rage』最新トレイラー!【ID@Xbox】
-
悪夢のような世界で流動的な物語を追うADV『Centum』2024年夏リリース!【ID@Xbox】
-
『バイオ RE:4』などが最大88%オフの「カプコンGWセール」PS/Xbox/スイッチ/PC向けに開催中
-
【PC版無料配布開始】カルト的人気RPG2本収録の『LISA: Definitive Edition』&異世界FPS『INDUSTRIA』Epic Gamesストアにて