今、全世界での感染拡大が心配されている「エボラ出血熱」ですが、その影響により伝染病をテーマにした戦略ゲーム『Plague Inc.』の売り上げが増加したと作者のJames Vaughan氏が報告しました。
『Plague Inc.』は独自の病原体を作り出し、全世界に蔓延させて人類の滅亡を目指すゲーム。2012年にiOS/Android向けにリリースされて以来3,500万人以上がプレイしており、現在はPC向けにパワーアップした『Plague Inc: Evolved』がSteam早期アクセスで配信されています(同作はXbox Oneでも配信予定)。
Vaughan氏によれば、先週は43万人が『Plague Inc.』をダウンロードし、同時プレイ人数は400万人を記録したそうです。2週間前の統計と比べると、ダウンロード数は14万7,000以上、同時プレイ人数は92万3,000人以上増加したとの事です。ダウンロードの増加数は2014年最大ではないものの、人々がゲームを手にした理由が現実世界の状況であったのは初めてかもしれないと伝えています。
エボラ出血熱は西アフリカで既に4,900人以上の人の命を奪っており、深刻な状況が続いています。Vaughan氏は『Plague Inc.』がそうした恐ろしい人道的状況に便乗したゲームと思われたくないと語り、本作の収益の一部をエボラ出血熱の感染拡大阻止に尽力する主な慈善団体に寄付する計画を明らかにしています。
なお、Vaughan氏は2013年にも米国疾病管理予防センターと感染症や健康問題に関する議論を行ったり、肺線維症財団と提携してゲーム内のニュースで肺線維症啓発デーを告知するなどの活動を行っています。
関連リンク
編集部おすすめの記事
ニュース アクセスランキング
-
『グランブルーファンタジー リリンク』全世界累計100万本セールス達成などでサイバーエージェント好調。3月中間決算営業利益は前年同期比56.0%増の273億円
-
任天堂への殺害予告で逮捕された男を京都府警が起訴―「スプラトゥーン甲子園2023 全国決勝大会」などイベント2件が中止
-
ValveがSteam返金ポリシーを更新―先行アクセスでのプレイも返金期間にカウント
-
大幅値上げ直前、お得に買えるラストチャンス!人気ゾンビサバイバル『7 Days to Die』正式リリース前最後のセールが開催―値上げ後約5~6,000円近くが今ならたった595円
-
『GTA V』幻のエピソードではトレバーがFBIに潜入!? 声優が明かした「ゲーム未使用のボイス収録」
-
『女神転生』シリーズで知られるゲームクリエイター金子一馬氏コロプラで新規オリジナルIP制作中―転職エージェントからの紹介で入社
-
『MOTHER3』あまりにも衝撃的な10シーン
-
ホバーボードを操る猫ちゃんが邪悪なユニコーンを爆散させる『Gori: Cuddly Carnage』8月配信決定!
-
「PS5 PRO」内部資料は本物だった?リーク動画がソニーの著作権申し立てで削除
-
『モンハンライズ』が990円な「ニンテンドースイッチ ゴールデンウィークセール」開催!4月23日から5月6日まで