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マスターチーフの伝説が蘇る―『Halo: The Master Chief Collection』をレビュー

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マスターチーフの伝説が蘇る―『Halo: The Master Chief Collection』をレビュー
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日本で11月13日に発売されたXbox One専用タイトル『Halo: The Master Chief Collection』は『Halo: Combat Evolved Anniversary』、『Halo 2: Anniversary』、『Halo 3』、『Halo 4』がプレイ可能なシリーズの決定版です。実写ムービー『Halo: Nightfall』と次回作『Halo 5: Guardians』のβアクセス権を含めた豪華な作品となっています。

『Halo』はシリーズ累計6000万本のセールスを記録するXboxで最も成功したゲームタイトルの1つです。未知の環状惑星Haloを舞台に戦うファーストパーソンシューティングゲームで、本作では主人公マスターチーフの歩んできた壮絶な戦いを1から振り返ることができます。

■ボリューム満点のシングルプレイ



『Halo: The Master Chief Collection』では45のキャンペーンミッションをプレイすることが可能です。全難易度クリアを目指すなら100時間は間違いなく遊べるボリュームとなっています。ミッションの難易度を調整できるスカルの要素も健在で、実績には全てのスカルをオン状態でクリアする「LASO」も含まれており、相当歯ごたえのあるゲームとなっています。





満を持してリマスターされた『Halo 2: Anniversary』では美麗なグラフィックと映画さながらのムービーシーンを楽しむことができます。ゲーム中・ムービー中を問わずシームレスに新旧グラフィックの切り替えが可能で、発売から10年経った今と昔の違いをボタン1つで確認することができます。



また、プレイリスト「クロスゲーム」ではテーマに合わせたミッションをプレイすることが可能です。戦車に乗って戦うミッションを集めたものや、『Halo』シリーズお約束の脱出劇を集めたものなど、多彩なテーマを楽しむことができます。

■ブラッシュアップされたマルチプレイ

全てのマルチプレイが1080p・60fpsに対応しており、Xbox Oneのパワフルなゲーム体験を味わうことができます。

操作方法を作品ごとに設定でき、旧作では存在しなかった「バンパージャンパー」も選択可能です。おなじみのエンブレムやカラーはもちろん変更可能で、それに加えアバターやクランタグ、ネームプレートの変更も行うことができるようになりました。より自分らしく、快適に遊べるような工夫がされています。



『Halo 2: Anniversary』ではグラフィックだけでなく、HUDやリスポーンシステム、ゲームバランスなどが前作『Halo 4』に準じて調整が行われており、古臭さを一切感じさせません。プレイヤーのプレイスキルによってマッチングが行われる「ランクシステム」も復活しているので、10年前と同じようにシンプルでかつストイックなゲーム性を再び体験することができます。クラシック『Halo 2』のマルチプレイも遊ぶことができ、一部のボタングリッチがそのままの形で使用できるのもファンには嬉しい点でしょう。

また、マルチプレイのマップ上に秘密のアイテムやサインが隠されており、過去にシリーズを手掛けていたBungieの遊び心をリスペクトした実績も見受けられました。

■アップデート後も多くの不具合は改善されず

マルチプレイについて発売当初からマッチング速度やカスタムゲームの不具合など、数多くの問題点が指摘されてきました。2回のアップデートを経てマッチング速度は大幅に改善されましたが、他の不具合については根本的な解決には至っておらず、今後のアップデートを待つ形となっています。最もストレスなのはパーティーシステムそのものが安定しておらず、フレンドと遊ぶ際にゲームの再起動を余儀なくされるケースが多発していることです。開発元の343 Industriesは問題の改善に尽力するとコメントしているものの、完璧なゲーム体験にはもうしばらく時間がかかりそうです。

12月27日から開始予定の『Halo 5: Guardians』マルチプレイヤーβへのアクセスが『Halo: The Master Chief Collection』のエクストラメニュー上に存在しているので、いずれにせよそれまでに改善されることを祈るばかりです。

■今後はよりe-Sportsにフォーカスしたゲームに



『Halo: The Master Chief Collection』ではe-Sportsプレイリスト「Halo Champion Series」がマルチプレイに標準装備されており、これは異例の対応ともいえます。これまでは発売1年後を目安にe-Sportsプレイリストをマルチプレイに加えていたのですが、今回は発売当初から開発元の343 Industriesが公式リーグを開催するなど、以前にも増してe-Sportsに力を入れているのがわかります。

2015年秋に発売予定の『Halo 5: Guardians』ではシリーズ初となるスペクテーターモードの導入も発表されており、今後の『Halo』シリーズはよりe-Sportsにフォーカスしたゲームとなっていくでしょう。

■シリーズ未経験者にお勧めしたい1本ではあるが・・・

『Halo: The Master Chief Collection』のシングルプレイは計4作品と450にも及ぶ実績などでやり応えは十分です。『Halo 4』から新たに始まった3部作を楽しむためにも、シリーズの奥深いストーリーをおさらいしてみてはどうでしょう。マルチプレイについてはアップデート後に新しいバグが発現していることもあり、全ての問題点を取り除くには相当な時間がかかりそうです。ゲームそのものは高い水準で仕上がっているにも関わらず、今のところシステムの不具合が足を引っ張る結果となっているため、非常に惜しい作品となっています。
《VEXATION》

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