『Hacker'sBeat』 by TEAM TANDS+
個性的なPVで開催前から話題を集めていたTEAM TANDS+の『Hacker'sBeat』。ハッキングと音ゲーをミックスしたという斬新なアイデアには確かに興味が惹かれます。またキーの位置は方向さえ合っていれば正確でなくても良いというのも独特。憧れのスーパーハッカー気分でキーボードをリズムよく刻んでみたいです。
しかし残念ながら今回のバージョンはかなり早い段階で売り切れでした。今後、同人ショップなどでの委託販売を予定しているそうです。また使用楽曲を募集しているそうなので、今後のアップデートによってボリュームがアップすることも期待できそうです。ぜひとも打鍵音が良いメカニカルキーボードでプレイしたいです。
『Rogebreaz』 by 音条の社
『Rogebreaz』はテンキーで操作する音楽ゲームです。上下左右の8方向から中央に落ちてくるノートに合わせてテンキーを押すというオーソドックスなスタイル。しかしながら、テンキーでの操作は思った以上に難しく、最初はまったくついていけませんでした。
操作は片手でも可能とはいえ、早いノートには両手を使う必要があります。左手で1、4、7キー、右手で3、6、9キーを操作すると良いようですが、j必要に応じてキーボードの任意のキーにアサインできるようです。収録楽曲数はオリジナル楽曲が50以上。ネットワークに対応したスコアランキングもあり、ボリュームはなかなかのようです。
『VOXQUARTER』 by Geekdrums
デジゲー博でも紹介した『VOXQUARTER(VQ3)』はセミリアルタイムのRPGです。スキルツリーのようなコマンドの選択と音楽が同期するように作られているため、触れているだけでも非常に楽しい作品。現在の体験版では全部で8回のバトルを繰り返すだけのシンプルな内容ですが、歯ごたえのある難易度にはやりごたえを感じました。
『ファイナルファンタジー XIII』に影響を受けたシステムには、「ブレイク」という要素があります。「魔力(VP)」と「持続時間(VT)」というゲージを蓄積することで大ダメージを与えることが可能。しかしコマンド選択を迷ったり、誤ったりするとゲージが低下。リアルタイムに状況を判断して、テンポ良くコマンドを選んでいく必要があります。
今回はコミックマーケット初参加でしたが、午前中に完売する人気でした。海外のインディーゲームの祭典IGFのExcellence in Audioを目標にしている期待の作品。今後の動向も気になります。
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