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シリーズ最新作『F1 2015』プレイレポ―新世代機でF1世界がフォトリアルに徹底再現

F1の世界を忠実に再現した世界で唯一の公式ゲームソフト『F1 2015』が7月30日に発売される。2015年のF1世界選手権に参戦するチーム・ドライバーは全て実名登録で、マシンのスポンサーロゴも完全再現。

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F1の世界を忠実に再現した世界で唯一の公式ゲームソフト『F1 2015』が7月30日に発売される。2015年のF1世界選手権に参戦するチーム・ドライバーは全て実名登録で、マシンのスポンサーロゴも完全再現。またシリーズでは初めて新世代機PS4/Xbox One向けに発売されるため、前作を上回るグラフィックと音響効果が実現している他、サーキット各所やピットガレージに至るまで非常に細かいところまで忠実に再現。世界を転戦していく「1人のF1ドライバー」をこのゲームで体験することができる。

■PS4/Xbox Oneだから実現した前作を凌駕する“臨場感”


昨年10月に発売された『F1 2014』でも重要視されていた、サーキット内にいるかのような臨場感。それはプラットフォームがPS4/Xbox Oneになった今作ではさらに進化をみせている。その違いが分かるのが、各モードで必ず出てくるピットガレージ内での待機シーン。新世代機ならではの鮮明なグラフィックはもちろん、チームスタッフ1人1人の細かな動きも忠実に再現。タブレット端末でデータを確認するシーンや、複数のモニターに映される情報、ジャッキやブレーキを冷やす冷風機、タイヤウォーマーなど細かな機材まで忠実に再現。まさにF1のピットガレージそのものという印象だ。


ピットアウト、ピットイン時のスタッフの動きに加え、緊張感漂うスタート前のグリッドシーンやレース後のパルクフェルメのシーンなど本物そっくり。実際のテレビ映像でよく流れる動きがそのまま再現されている。F1を普段から観ているファンはもちろん、そうでないユーザーもゲームを通して本物同様の緊張感が伝わってくる演出ばかりだ。

■新登場の“アウトドローモ・エルマノス・ロドリゲス”も収録、サーキット内の建造物もそのまま再現


作中に登場するコースやチーム・ドライバーは2015シーズン開幕データが完全に反映されている。特に注目なのが今年23年ぶりに開催されるメキシコGP。舞台となる「アウトドローモ・エルマノス・ロドリゲス」も収録。実際のレースは11月1日に行われるが、それより一足早くゲームで同サーキットを走行できるのは貴重な体験だと言える。

各サーキットともプラットフォームが変わったことによりグラフィックが一新。特にスタンドやピットビルの形状、コース脇にあるシグナルランプなど、一つ一つの建造物が細かく再現されている。さらに天候が晴天の場合は、方角によって太陽の日差しも視界に入ってくるなど、前作で収録されていなかった表現もPS4になったことで実現されている。

筆者が発売前にプレイした段階で、マシンに関しては開幕時のデータが反映されており、マクラーレン・ホンダはシーズン序盤仕様のシルバーと黒をベースにしたカラーリングで登場。今後もアップデートで最新のマシンを反映していくということなので、期待しておきたい。またボーナスコンテンツとして『F1 2014』のデータもリマスターして収録されており、2015年だけでなく2014年のデータと合わせて遊ぶ事もできる。

■ゲーム内でチームとの無線通信が可能。新機能“ボイスコマンド”


プラットフォームが変わった今作から新しい機能も追加されている。その中でも斬新なのが「ボイスコマンド機能」だ。これまでもチームから無線で指示を出されることがあったが、今作のPS4版では専用のマイクを使うことで ドライバーが知りたい情報やピットインのリクエストを出すことができる。それに反応してチームが返答。実際のレース同様に無線交信を疑似体験できる。ただマシンを操作するだけでなく状況に応じてチームとやり取りをすることもドライバーにとって重要な仕事。それを今作では存分に体験していただける。

■レースウィークの流れからレギュレーションまで忠実に再現


ワールドチャンピオンを目指して全19戦を戦う「チャンピオンシーズン」は、実際のF1のルールを完全再現。3回のフリー走行からノックアウト方式で行われる公式予選はもちろん、決勝ではアクシデントなどの事態収拾のため出動するセーフティカーも登場。また接触行為等があった際はペナルティ。またオーバーテイク(追い抜き)の要となるDRS(可変リアウイングシステム)の使用ルールまで完全再現。ゲームの難易度設定を高くすれば、タイヤの消耗による変化や使用本数、ルールも導入される。

ただ全てのセッションをやり込むとなると相当な時間がかかってしまうが、事前の設定によりフリー走行をスキップしたり、予選方式の変更、また決勝レースの周回数設定も変更可能。もちろんゲーム初心者の方でも気軽に楽しんでいただけるようアシスト設定も充実している。

■究極にリアルな空間を求めた新モード“プロ・シーズン”


今作から新しく導入されたモード「プロ・シーズン」。基本的には「チャンピオンシーズン」と同じく全19戦を戦っていくモードではあるが、実際と同様にレースウィーク全セッションをフルで消化していかなければならない。さらにアシスト設定や難易度は最高のものに固定。レース中はドライバーの視点以外で選択することはできないだけでなく、コースマップや順位情報など表示も一切が消える。まさに完全にプロのF1ドライバーになりきって本物のシーズンと同じ条件でチャンピオンを目指して戦っていく。

難易度が高すぎるため、いきなり挑戦というのは難しいかもしれないが、「チャンピオンシーズン」よりもF1の世界のドライバーの目線で疑似体験できる究極のモードとなっている。

プラットフォームが新世代機になったことで、より忠実にF1の世界を楽しむことが出来る『F1 2015』。普段からF1を観ているファンはドライバー・チームの目線からF1の世界を楽しむことができる。またF1を知らない新規ユーザーにとっても、ゲームをプレイすることによって、複雑難解と言われるレギュレーション(ルール)を覚えて、F1の世界に足を踏み入れることのできる作品に仕上がっている。

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《吉田知弘》
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