10月10日、ニューヨークで開催されたNYコミコンにて、米カプコン主催の『ストリートファイターV』パネルイベントが行われました。
このパネルイベントは、開始1時間前に定員に達してしまうほどの大盛況で、『ストリートファイターV』が米国で大きく注目されていることが見て取れました。
最初に、これから米国で発売予定になっている関連商品を米カプコンのFrancis Mao氏が紹介。サウンドトラック、Tシャツ、Mad Catz製の新型アケコン、様々なバリエーションに富んだフィギュアシリーズをアナウンスしました。さらに、クラゲ感がすごいと評判の波動拳ぬいぐるみも実物を披露。このぬいぐるみは「ハドーケーーン!」の掛け声とともに観客席へと投げつけられ、キャッチできた人にプレゼントされていました。
次に、ブランド・マーケティング部門ディレクターMatt Dahlgren氏が登壇し、『ストV』のシステムをおさらい。また、未発表の登場キャラクターは、新キャラクターが2人、旧作のキャラクターが1人であるとコメントし、ここで数日前に日本で発表された新規の参戦キャラクター「ララ」を改めて紹介しました。
「Capcom Pro Tour 2015」の途中結果発表や、12月5日と6日にサンフランシスコで開催される「PlayStation Experience 2015」にて「Capcom Cup」決勝大会が行われることも告知されました。
続いて、会場入り口から『ストV』プロデューサーの小野義徳氏が登場。ブランカのスーツに頭にはヒヨコのカチューシャといういでたちで会場を練り歩き、観客に『ストV』キーホルダーを配り歩きました。
壇上に上がった小野氏は、数年ぶりにニューヨークに来ることができて嬉しいと語りました。小野氏は、新規キャラクターがこのイベントで発表されるではないかとSNSで多くのファンから質問されたが、新規のアナウンスはないと会場に謝罪。しかし、『ストリートファイターIII』シリーズのアレックスを要望している声が非常に大きいことを理解したので、日本に戻り次第検討に入ることが明言されました。
この後は、会場でスタッフと観客による『ストV』の対戦が行われ、勝利者には特別にリュウがデザインされたPS4が賞品として贈られました。
新規のアナウンスはほとんどなかったものの、ファンとの交流イベントとしては非常に大盛況だった今パネル。最後はスタッフと観客が一丸となって「ショーリューケン!」の掛け声を上げ、イベントを締めくくりました。
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