『シヴィライゼーション VI』ハンズオン ―150ターンをプレイしてわかったコト | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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『シヴィライゼーション VI』ハンズオン ―150ターンをプレイしてわかったコト

PC向けに2016年10月21日発売を控えた大型4xストラテジーゲーム最新作『シドマイヤーズ シヴィライゼーション VI』。2K Japanにて本作のメディア向け体験会が行われました。そのプレイを通してわかった今作のゲームシステムや印象をまとめてお送りします。

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PC向けに2016年10月21日発売を控えた大型4xストラテジーゲーム最新作『シドマイヤーズ シヴィライゼーション VI』。2K Japanにて本作のメディア向け体験会が行われ、実に150ターンにわたってプレイすることができました。そのプレイを通してわかった今作のゲームシステムや印象をまとめてお送りします。

研究ブーストシステムでよりスピーディになった技術研究

『シヴィライゼーション VI』の大きな追加システム「研究ブースト」。これは研究ごとに定められた、ゲーム内の特定の行動によって研究の進捗にブーストを得られるというものです。今回筆者が体験した限り、条件は「特定の場所に都市や施設を建築する」「特定の施設を規定数建てる」というものから「特定の種別のユニットを撃破する」というものまで本当に千差万別となっていました。



このシステムによる研究進捗のブーストは無制限に可能なものではないですが、現在研究中のもの以外の研究についても随時適応されていくため、知らず知らずの内にいずれかの条件を満たしていることも多く、全体の研究進捗が過去作に比べてかなりスピーディになっている印象を受けました。ただし、条件の都合上、プレイの内容によっては意図的に特定の研究を加速させることが必ずしも可能ではないのでアドリブも重要になると予想されます。



新たに加わる区域要素で変化する都市計画

大きな変化は都市の運営にも「区域」という形で加わっているのは既報の通りです。この「区域」は単体では周辺地形や周辺特定区域のボーナスに影響を与えるだけのものが殆どです。しかし実際には研究で得られる建築物の殆どが、各々の関連した「区域」への追加建造の形へと変化しており、前提条件の「区域」がなければ建築が不可能となっているのが特徴です。「区域」自体は都市の人口成長に合わせて、同都市へ複数種類建築可能となりますが、高効率を考えるならばかなりの思案が必要でしょう。



そして区域の登場によってシリーズお馴染みの「遺産」も大きく変化を遂げており、「遺産」の多くは各々異なる「特定の“区域”に隣接した特定の地形」でなければ建設することができませんでした。どうしても戦略上必要な「遺産」がある場合は全て見越した上での都市計画が必須です。





政治体制の復活と、新要素“社会制度ツリー”による柔軟な戦略

また、大きな変化として本作では社会制度の代わりに政治体制が復活しています。これは単体での使用を前提としておらず、新要素となる文化面での研究ツリー「社会制度ツリー」によって得られた4種類(軍事・経済・外交・ワイルドカード)の政策を該当するスロットにあて、任意の効果を得るものとして生まれ変わっています。この「社会制度ツリー」も技術ツリーと同様、様々な条件によって進捗にブーストを得ることができます。



わかりやすく変化した都市国家システム、代表団の数が勝敗を分ける

都市国家のシステムもまた大きく変化しています。本作では過去作での「影響力」の代わりに特定の条件で得られる「代表団」を各都市国家へと送り込み、その数で各都市国家が従属する文明と得られるボーナスが変化する形となりました。「影響力」と異なり減衰する事もないようですので、力関係がより直感的に分かりやすい形へと変化しています。代表団を送り込むことによるボーナスと、従属により得られるボーナスは別に存在しており丸々送り損、ということもないようなのは嬉しいところです。



もう一つ本作で大きな変更点として挙げられているのがユニットのスタックの限定的な復活です。しかしながら、この点を含め幾つかの大きな要素については、残念ながら今回は詳細を確認することができませんでした。今後の更新情報にも期待しましょう。









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『シヴィライゼーション VI』はPC向けに2016年10月21日に発売予定で、Steamにて7,000円で予約受付中です。予約特典としてアステカ文明への先行アクセス権を得ることができます。また25周年記念デジタルサウンドトラックなどのDLC4点セットを同梱したデジタルデラックスエディションも9,300円にて予約受付中です。
《Arkblade》

関連業界のあちこちにいたりいなかったりしてる人 Arkblade

小さいころからPCゲームを遊び続けて(コンソールもやってるよ!)、あとは運と人の巡りで気がついたら、業界のあちこちにいたりいなかったりという感じの人に。この紹介が書かれた時点では、Game*Sparkに一応の軸足を置きつつも、肩書だけはあちこちで少しづつ増えていったりいかなかったり…。それはそれとしてG*Sが日本一宇宙SFゲームに強いメディアになったりしないかな。

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