Blizzard EntertainmentのJeff Kaplan氏は、自身がディレクターを務める『オーバーウォッチ(Overwatch)』の開発近況を報告しました。PTRをはじめ、シンメトラの調整や観戦モード、さらには新ヒーローや新マップまで多岐にわたる内容となっています。
- ■PTR(公開テスト)
- ウィドウメイカーの変更: スコープを覗く速度が上昇。これで十分で無ければ将来の変更も検討。
- ゲンジのダッシュでジャンクラットのトラップは通過できなくなった。
- ジャンクラットのアルティメット発動が速くなった。
- 9月22日のPTRパッチ内容はこちら。
- シンメトラに加えたい変更は、いくつかの数字を変えるだけではないので時間がかかる。数やクールダウン、あるいはプレイスタイルやキットの変更もありえる。
- サポートクラスではあるが、ヒーラーにすることは考えていない。
- “防衛の最初のポイントだけ”ではない他の使い方もできるように検討。
- これらの変更は早ければ11月中旬にも実施される。それ以降になる可能性も。
- 特定のカメラ、位置、プレイヤーをブックマークし、ホットキーで切り替えられるようになる。
- 常に目標にフォーカスするカメラを追加。
- カメラをより安定・滑らかに。
- ホットキーを使用して異なるカメラから別のヒーローに注視することができる。例えばスロット2にトレーサーのカメラをセット、そしてキャプチャポイントにフォーカスしたカメラを見ている際に、Shift+2を押すとキャプチャポイントのカメラでトレーサーを注視するようになる。
- 積極的に新ヒーローの開発に取り組んでおり、順調に進捗している。「意外に早く日の目を見るだろう」
- 将来有望の別のヒーローもプロトタイプが作られている。モデルと効果は現在プレースホルダー。恐らく来年に登場。
- 既存モード用の新マップは順調に進捗している。既にそのマップ用のアートも加えており、外観やバックストーリーは「非常にクール」。
- もう少し長くかかるが、別の新マップがプロトタイプの段階。それ以上の情報はないものの、既存のゲームモードを採用している。
- 新しいゲームモード用のプロトタイプマップがいくつか作られており、開発者のみで実験中。マップおよびすべてのヒーローに良いバランス持つゲームモードを目指しており、調整は非常に難しい。
- 新しいゲームモードは積極的に調査している。
- 多数の細部のクオリティ向上に取り組んでいる。
- e-Sportsシーンをより良い経験にするよう調査中。
- 多くの情熱と時間、努力がこのゲームに注がれており、それらをリリースする前に正しく動作するよう努めている。
- ハロウィーンアップデートへの言及はないものの「ボイスとエモートの変更/追加」が示唆された。「より多くをアンロックでき、一度にすべてを利用することも」と伝えており、ヒーローごとに複数のエモート/ボイスを追加、またトレジャーボックス限定ではない可能性がある。
■シンメトラ
■観戦モード
■新ヒーロー
■新マップ
■その他
名前は“ソンブラ(Sombra)”とも噂されている新ヒーローの1人。サマーゲームのARGで発見された謎のサイトでは日々パーセンテージが上昇しており、多くのファンが100%への到達を楽しみにしています。
※UPDATE (2016/10/07 01:00): シンメトラの調整に関して間違った箇所があったため修正しました。お詫びいたします。コメント欄でのご指摘ありがとうございます。