11月3日に東京のベルサール秋葉原にて行われたUbisoftのイベント「UBIDAY 2016」。来日した開発者自らが『フォーオナー』の魅力を語ったスペシャルライブデモステージの様子をお伝えします。
アソシエイトディレクターGaelec Simard氏
ローカライズディレクター岩本けい氏
今回のステージでは、Ubisoft MontrealのアソシエイトディレクターGaelec Simard氏とUbisoftのローカライズディレクター岩本けい氏が登壇。最近覚えた日本語が「なまやさしい」という斜め上なSimard氏はまず、本作に存在する3つの勢力、ナイト、侍、ヴァイキングを紹介。ストーリーモードをプレイすると、この各勢力がなぜ戦っているのかがわかるとしました。
上記の勢力は、それぞれが根城にする地域によって特色が異なっています。「ナイト」たちが住むアッシュフェルドは渇いた土地で大きな火山があり、聖域となるシタデルは作中世界で唯一穀物が育つ場所。そのため、ナイトにとって重要な地点で、ほかの勢力もここを狙っています。
「侍」は遥か遠い場所から加わっており、マヤという場所に国を構えています。Simard氏によると、ここは広大な沼地となっており、住むのは難しい場所になっているそうです。建物については日本の様々な資料を参考にしたと話しましたが、あくまでファンタジーあるいはフィクションなため、ちょっと間違っていても許してください、と笑いを誘いました。
「ヴァイキング」が住んでいる場所はリバーフォートと呼ばれるところですが、ヴァイキングは城を作ったことがないので、彼らが住むであろう城をイメージして開発したと裏話を明かしました。ちなみに、彼らの土地ヴァルケンハイムはゲーム世界で北に位置し、雪が降っているとのこと。
ナイト
侍
ヴァイキング
続いて、各勢力に4人ずつ存在するキャラクター(ヒーロー)の姿が映され、各キャラクターの特性やクラスを解説。加えて、バリエーション豊かなスキン、キルムーブ、戦技などが用意されているカスタマイズ要素も紹介してくれました。
各勢力に似たような役割を持つキャラクターがいる
今作のストーリーモードは、アポリヨンと呼ばれる人物がいかにして3勢力を争わせたか、という物語が描かれ、各勢力からの視点で楽しめます。また、本モードはオンラインに繋げば協力プレイができ、難易度設定も可能なので、ゲーム初心者であってもプレイが難しくなることはなさそうです。
外見も変更できる
マルチプレイヤーは5つのモードがあり、陣取り合戦「ドミニオン」、戦うことにフォーカスした「チームエリミネーション」「スカーミッシュ」、決戦を行う「デュエル」「ブロウル」が用意。これらのマルチプレイヤーモードはいずれもBot戦が可能であるため、対人戦が苦手だというユーザーもひと安心と言えるのではないしょうか。
いざ実機プレイ
『フォーオナー』の解説がひと段落すると、続いてSimard氏がストーリーモードを収めたシングルプレイを披露。内容はE3 2016のゲームプレイと同内容であるものの、PS4実機を用いた映像が確認できました。ここではヴァイキングが侍の拠点を襲うド派手で壮大なシーンが展開しており、終盤にはボスとの一騎打ちも映されています。
2vs2のブロウルマッチも行われた
そして、最後には会場のファン1人とSimard氏が協力してマルチプレイヤーモード「ブロウル」(2vs2で戦う3ラウンド先制のリスポーン無しルール)をプレイするコーナーがスタート。参加したファン、ジョンさんは諸事情でアルファをプレイできなかったそうですが、操作方法を早々と習得すると、なんと3-1でジョンさんSimard氏ペアが勝利。ジョンさんには、E3 2015で開発スタッフ用に作ったという激レアなTシャツが贈られました。
E3 2015の開発スタッフ用Tシャツ。激レア!
『フォーオナー』はPS4/Xbox One/PCを対象に2017年2月16日発売予定です。