
2026年4月17日に開催された衆院外務委員会にて、『ポケモン』やさまざまな任天堂コンテンツ、「遊戯王」などの日本のゲーム・アニメが無断で米国ホワイトハウス公式Xが投稿した動画に使用されている問題が議題として取り上げられました。
「日本の文化とも言えるものを踏みにじらないでくれ、尊重してくれとも思う」
米国ホワイトハウス公式Xは以前より日本のゲーム・アニメの映像を無断使用・加工した画像・映像を公開しており、特に2026年3月は多くの画像や映像を投稿し、株式会社ポケモンや「遊戯王」公式がこれらとは無関係であるという声明を出す事態となっていました。
そんな中、本日4月17日午前中に開催された衆院外務委員会にて、中道改革連合の近藤和也議員がこの問題を議題として取り上げました。質問の様子は衆議院インターネット審議中継よりビデオライブラリが確認できます(44分ごろより)。
近藤議員はホワイトハウスが今まで行ってきたXの投稿に各種日本アニメ・ゲームのコンテンツを無断で利用してきたことに触れ、「日本の文化とも言えるものを踏みにじらないでくれ、守ってくれ、尊重してくれ、こういう姿勢で臨んでいくべきだと思います」と発言し、日本政府としてはどう思っているのかを質問しました。
こういった質問があるなか、文化庁の担当者は「著作権者に無断でコピーや販売がなされた場合は著作権侵害に当たる場合がある」と述べています。また、外務省の担当者は「一般論として許諾なく他人の著作物を複製等を行うことは適切でないと考えている。外務省から在京米国大使館には我が国の立場を伝達した」と述べ、担当者級の間では米国に対する抗議とも思えるものを行ったことを明らかにしました。
「政治家同士のレベルとしてこれらの問題を伝えるべきではないのか」という近藤議員の質問に対しては、茂木敏充外務大臣は「どのレベルで伝えるかは個別案件ごとで判断したい」と述べ、厳密な言及を避けました。
大臣級閣僚が厳密な言及を避けたにせよ、この問題がこうして日本の政治の議題に上がったことは各種権利問題を考えるうえで大きな一歩ではないでしょうか。












