先日、自身のYouTubeチャンネルの購読者数が5,000万人を達成した場合、チャンネルを削除すると公言し、目標を達成したことを受けその日程まで発表した人気ユーチューバーPewDiePie。この一連の騒動の結末は意外なものとなったようです。
結果からいうと、Twitter上で告知された削除時刻を迎えたものの、PewDiePieの、購読者数が5,000万人を達成したメインチャンネルは“削除されませんでした”。代わりに公開されたのは「DELETING MY CHANNEL」と題された動画。この動画では確かにチャンネル削除の動作を行っているのですが、画面に表示されたそのチャンネルはなんと“Jack septiceye2”名義のサブアカウント。要するに全ては本人曰く「ただのジョーク」。動画はその後、この一連の騒動を取り上げた有名紙やニュースサイトなどを映しつつ、PewDiePieメインチャンネルの購読者5,000万人達成に感謝を示すとともに今度は「購読者1億人達成で“PewDiePie”を削除する」という字幕で終わります。
なお、“Jack septiceye2”アカウントにはたった2本の動画しか公開されていなかった模様です。なんとも締まらない結末に終わった、というよりチャンネル削除宣言の動画内で本人が苦言を呈していたものと異なる系統ながら「釣り」であった今回の騒動。新たな購読者1億人の目標での“PewDiePie”の削除もユーザーが連想した内容である可能性は非常に低いでしょうが、せめてチャンネル削除宣言の動画で示したYouTubeや、ユーチューバーへの啓蒙意識は本物であったことを願いたいところではないでしょうか。
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