Wargaming.netは、渋谷にあるオフィスにて『World of Tanks』と『World of Warships』、そしてTGS 2017の出展内容を紹介するプレスカンファレンスを報道陣向けに開催しました。今回のこのイベントのレポートをお伝えします。
■TGS 2017におけるWargaming―『Total War』を前面に
9月22日から9月24日までの4日間に、千葉幕張メッセで開催される東京ゲームショウ2017でWargamingは、新作タイトルとしてCreative Assemblyとのパートナーシップから生まれたF2P RTS『Total War: ARENA』を出展。ブースのデザインは『Total War: ARENA』をコンセプトにコロシアムをイメージ。また試遊台(各プラットフォーム別『World of Tanks』など)、VRゾーン、フォトゾーンが設けられます。
ステージでの催し物としては、9月23日のビジネスデイ2日目に「第3次推奨PCメーカー対抗トーナメント」を開催。昨年はメーカー7社が参加し、今年は現時点で各社から返答待ちもあるもののより多くの参加チームで開催する予定です。またサードウェーブのGALLERIAは優勝したことでPCの売上が上がったという話もあるようです。この催し物以外にも、対戦やユーザー参加型ステージも開催する予定です。
続いて『WoWs』や『WoT』においてランキングで100位以内に入るなどの条件を達成したプレイヤーに送られるHall of Fame 2016Tシャツのデザインを紹介。8月に入賞者を発表し、10月に発送する予定です。さらに今年でWargaming.netは19周年を迎えます。
19周年を迎えた記念として『World of Tanks』において8月4日から8月7日にかけて19周年イベントを開始。初回勝利ボーナスx5やTier V以上の通常/プレミアム車両のディスカウントなどの特典やプレゼントが付きます。
ビジネスデイ以降のパブリックデイのイベントに関しては8月から9月にかけて徐々に発表する予定で、早ければ1週間か2週間以内に何かしら伝えられるとのことです。
■『World of Warships』ではついにイギリス戦艦ラインが登場!
続いて『World of Warships』新情報のプレゼンテーションに入りました。まず始めに、特殊スキルなどを持つユニーク艦長“山本五十六”を紹介。特殊スキル例としては、一番初めに相手の敵艦を沈めた場合に消耗品が一つ増えるなどが加わる予定で、スキル名については現時点で翻訳が決まっていないそうです。ユニーク艦長を手に入れるには、5つの大枠のミッションをクリアするとコレクションアイテムが手に入り、最後のミッションをクリアすることで入手できます。ちなみに、このミッションはアカウントレベル9から挑戦可能で、米海軍の艦長なども追加される予定です。
イギリスの技術ツリーには新たに戦艦ラインが登場します。イギリス戦艦は、日本海軍艦艇の次に海軍/英海軍ファンからのリクエストが多かった艦艇で、ユーザーからの声をやっと反映させることが出来たとのことです。開発中のモデルでTier数もされていませんが、複数の英戦艦が公開されました。
ベレロフォン(Bellerophon)
オライオン(Orion)
アイアン・デューク(Iron Duke)
クイーン・エリザベス(Queen Elizabeth)
ネルソン(Nelson)
キング・ジョージ(King George)
ライオン(Lion)
コンカラー(Conqueror)
また、日本にゆかりのある艦や戦後に建造された艦艇などをまとめたパンアジアという枠組みが誕生し、10隻登場します。ほかにも全く新しい作品との新規コラボレーションを準備中。正式発表は今後のゲームイベントなどで予定しています。
最後にTGSに向けたトーナメントを準備していると発表しました。詳細はまだ告知されていませんが8月中に予定をしているとのことです。大会イメージとしては、準決勝まではオンライントーナメントで進行し、決勝戦をTGS会場でオフライン対戦するという形です。開催日は一般日を予定しています。
『WoWs』における英戦艦の実装予定時期などについては、後日発表が予定されているため、プレイヤーは今後の続報に注目しておきましょう。