Super Legit Gamesは中世日本をテーマにしたRPG『Shigatari』をSteamにて配信開始しています。
世界地図。何か違うような
本作は、主人公が、自身の強さを世に示すために、世界7箇所の道場を破るための旅に出る内容。まず目を惹くのはその特異なアートスタイル。パブリックドメインとなった日本の絵画をキャラクターなどとして使用したそのスタイルは独特のものに仕上がっています。
ゲーム内容ですが、本作はローグライクスタイルを採用しており、基本は『FTL: Faster Than Light』のように、毎回ランダムで変化するマップを、特定のポイント目指して一箇所づつ進行していく形です。各ポイントでは芸者や農民、商人などといった人々との会話だけでなく、時には戦闘その他のイベントも。また、出会った人たちを次々切り捨てて行くプレイも可能です。
戦闘はコマンド選択式ですが、敵味方の行動の速度や、どこを狙っているかなどといった情報を頼りに、敵の行動の読み合いをしながら進めていく形式。流石に真剣での切り合いということでダメージも高く、当たってしまえば数発で決着が付くようです。
道中を乗り越え、無事目的地点にたどり着ければそこでは強力な道場マスターとの決闘に。無事勝てば次の地域へと進むことになります。なお、殆どの戦闘では負けてしまえばそのままゲームオーバー。それまでに得た評価から算出される最終評価も表示されますが、低ランクでは寂しい内容に。死して屍拾う者無し、とならないことを目指しましょう。
なお、本作には特殊コマンドとしてローグライクの「引退」に相当する「切腹」が存在。選択するとそこでゲームオーバーとなる代わりに2倍のポイントを獲得することが可能です。切腹の前には俳句を読むこともできます。(プレイヤーが入力することも可能)
『Shigatari』はSteamにてWindows/Mac/Linux向けに298円で発売中です。