10月13~15日の間、ポーランド・ワルシャワで開かれている「ワルシャワ・ゲームズ・ウィーク」。会場において、10月27日発売予定のシリーズ最新作、ニンテンドースイッチ用ソフト『スーパーマリオ オデッセイ』を試遊することができたので、アクションを中心にご紹介します。
今回体験したデモ版では、「砂の国 アッチーニャ(Sand Kingdom)」と「都市の国 ニュードンク・シティ(Metro Kingdom)」から1つを選択してプレイできました。広い空間でいろんなアクションが試せそう!ということで「砂の国」を選択して、早速プレイ開始。
本作は『スーパーマリオ サンシャイン』以来の箱庭探索型3Dマリオ。3Dマリオといえば簡単操作で様々なアクションをすることができるのが魅力。ということで、今回のデモで実際に確認したアクションをまとめてみました(今回確認できなかったアクションもあるので、他にも色々探してみてください)。
- B/Aボタン=ジャンプ
Y/Xボタン=帽子を投げる
Y/Xボタン(ボタン押しっぱなし)=投げた帽子がその場で停滞
ZL/ZRボタン=しゃがむ
L/Rボタン=カメラをマリオが向いている方向に向ける
ジャンプ*2=二段ジャンプ
ジャンプ*3=三段ジャンプ
投げた帽子に跳び乗る=空中ジャンプ
ジャンプ中+ZL/ZRボタン=ヒップドロップ
ヒップドロップ中+Y/Xボタン=前方跳び込み
しゃがみ中+B/Aボタン=バック宙
しゃがみ中+Y/Xボタン=前転移動
走ってる最中にZL/ZRボタン+すぐにジャンプ=走り幅跳び
走ってる最中にスティックを反対に入れてすぐジャンプ=横宙返り
壁に向かってジャンプ+張り付き中にジャンプ=壁キック
こうして書き出してしまうとかなりのアクションの量で「こんなに覚えられない!」と思うかもしれませんが、実際にプレイすると分かる通り、基本的にジャンプと帽子投げさえできれば先に進めるようになっています(デモ版ではこの2つのアクションだけでクリアできるようになっていました)。どのアクションもプレイの幅を広げるものなので、遊んでいるうちに色々試して使いこなせるようになりたいですね。
デモを進めていくと、大砲から飛んでくるキラーの姿が!ここは公式トレイラーでも見たことがあった「キャプチャー」を使ってみました。キラーに向かって帽子を投げると、マリオがキラーに乗り移り、空を飛べるようになります。Yボタンを押すと加速しますが、止まることはできないので少し操作に慣れが必要。そのまま壊れそうなブロックに体当たりすると変身は溶け、中からパワームーン(過去作のスターのようなもの)が現れました!
パワームーンを取ってもスタート地点に戻されるということはなく、そのまま先に進めます。すると壁にめり込む土管の姿。そして壁には懐かしの『スーパーマリオブラザーズ』風のデザインが……。
土管に入ると思った通り、壁の中に入り込み、操作は2Dマリオに。マリオの配色が今のものになっていますが、基本的な操作感覚は2Dマリオのものです。
天井のブロックを壊し、上部から脱出するとまた3Dマリオに。なんか難しそうな足場……と思っていたら近くにキラーがいたので、また「キャプチャー」して先に進みます。いろんな敵を「キャプチャー」することで、有利に冒険を進めていくのがカギになりそうです。
またまた壁にめり込む土管を見つけたので、ここから2Dマリオに。2Dのまま塔の壁をぐるぐると回り、一番上を目指します。すると一番上にはパワームーンの姿が!マップ上にはかなりの数のパワームーンが隠されているようなので、探索しがいがありそうです。
最後に少し時間が余ったので、そのまま先に進み、別の敵を「キャプチャー」。このモアイ像のような敵は、ジャンプや走ったりすることができないものの、サングラスをかけることで見えない足場が見えるようになるという特殊能力を持っています。このように様々な敵の能力を使いこなし、全てのパワームーンを集めたいものです。
ここで制限時間になり、デモは終了してしまいましたが、短い時間だったもののマリオの最新作を存分に味わうことができました。特にアクションが丁寧に作り込まれており、過去の3Dマリオ(『スーパーマリオ64』など)をプレイしたことがある人には懐かしく、それでいて帽子を使った新アクションなど、やり込みがいのある作りになっています。もちろん、今回初めて3Dマリオをプレイするという人も、その単純でありながら奥の深いアクションに魅了されることでしょう。
ニンテンドースイッチ用ソフト『スーパーマリオ オデッセイ』は、10月27日発売予定です。