Battlestate Gamesのサバイバルシューター『Escape From Tarkov』。現在クローズドベータ中の本作ですが、そのゲーム内のラグを検証したサイトが結果を公表しています。
調査を行ったのは、各種のゲームのネットコードの検証を行っているYouTubeチャンネルBattle(non)sense。調査は、1時間におけるネットトラフィックの総量と、サーバーへのPingなどを踏まえた上で行われました。
結果、ネットトラフィックの総量、サーバーへのPing共にけして他の人気ゲームに劣らないものの、実際のゲームにおけるダメージや銃撃音、移動操作の反映までのラグはなんと他のゲームの何倍にもなっている事が判明。
移動とダメージの反映のラグは平均して400msを超え、最長ではおよそ1000ms = 1秒という形。ハードコアなリアル系の同作であるだけに、激しい操作を要求される場面ばかりではないものの、戦闘で1秒ものラグはけして見逃せないもの。また、同作はやられてしまった際の装備品のドロップシステムを備えており、ラグなどにより理不尽にやられてしまうことは大きなストレスとなります。
ニュースを報じるPolygonがBattlestate Gamesへとコメントを求めた所、同社はこの検証結果は標準のものではないものの、『Escape From Tarkov』にはアップデートが必要である旨を返答しました。
更に同社は「私達は現在ネットワークの改善を、継続的かつ細心の注意を払って進行中です。ほぼすべてのパッチには、ネットワークの調整やネットワークエラーの修正が含まれています。我々は全ての重大な問題を認識しており、それは現時点でEFT開発の最も困難な部分です」とコメント。
ネットワークインフラストラクチャの定期的な再設計とメンテナンスの必要性を語るとともに、同作のマッチメーカーの改善と、世界中への新サーバーの追加によってプレイヤーのPingを減らす方策も予定しているとしました。
『Escape From Tarkov』は事前パッケージ購入者向けのクローズドベータ中。オープンベータの開始も近日予定されています。
関連リンク
編集部おすすめの記事
特集
PC アクセスランキング
-
『ドラゴンズドグマ 2』次回アップデートではポーン関連の調整が多め。4月配信パッチ内容公開
-
『Cities: Skylines II』圧倒的不評なDLC「Beach Properties」の返金対応が発表―開発方針も見直しへ
-
北欧神話サバイバル『Valheim』追加予定の新バイオーム「Ashlands」4月22日夜ゲームプレイトレイラー公開
-
モンスター収集RPGホラー『Monstronomy』Steamでリリース―ダークウェブで発見された“ポケモン”風ゲームに隠された恐怖とは
-
ラジコンカーで街中を爆走するレースゲーム『Volt Recharge』発表―カスタマイズした機体で白熱の画面分割/オンライン対戦に挑め
-
ファンタジーとSFが融合したスペイン発JRPG『Runa』Kickstarterキャンペーン開始―わずか2日で目標額の2倍以上を達成
-
画面が増え続けるトンデモ『テトリス』無料リリース。『Baba is You』作者による新作落ち物パズル
-
基本無料PvPvEシューター『Arena Breakout: Infinite』Steamで配信決定!テンセントが贈るリアル系『タルコフ』ライク
-
穏やかな森の中で暮らすサバイバル『Under Canopies』Steamストアページ公開―動物の飼育や料理を楽しみながら自然と調和して生活
-
メイド服のロキシーフィギュアが初回限定パッケージ特典に、3DダンジョンRPG『無職転生 Quest of Memories』6月20日に発売決定